4月21日、関西では久々となる「2019東レ懇親チヌ釣り大会in小豆島」が開催され、フカセのチヌフリークが集まった。大会は47cmを頭に大型を揃え、唯一7kg台をたたき出した西林さんがダントツの優勝を飾った。また、当日はフカセ釣りの名手・鰰澤さんに同行して小豆島でのチヌ釣りの模様を取材した。
ほぼ全員に釣果あり
再び約1時間かけて姫路港に戻ると、ほとんど全選手がチヌを釣っていて、検量が大変。
5匹の総重量で5kg台、6kg台がポツポツと計量される中、年無しに近い大型チヌが数尾交じって持ち込まれた。今大会で唯一の7kg台となる7.33kgを持ち込んだのは岡山から参加の西林増幸選手。
鰰澤選手が上がったエリアの少し北側での釣果だった。
西林選手の釣果
西林選手は「朝10時ごろに、いきなり状況がよくなって集中的に釣れました。その中に47cmを含めて、いいサイズのチヌが交じってくれたのがよかった。」と話してくれた。さしエサはネリエとオキアミだったが、フグが多かったのでネリエを中心に使ったとのこと。
優勝した西幸さんは1976年生まれ。岡山県在住。チヌ釣り歴は約20年。ホームグラウンドは岡山・日生諸島、牛窓。
大会成績
チヌ5尾までの総重量。2隻の船での横取り方式で順位を決定。優勝者の乗船する船内での上位順に総合で1、3位、もう1隻の船の船中順位の上位から2、4位となる
1位:西林さん 7.33kg
2位:熊野さん 6.13kg
3位:鰰澤さん 5.62kg
案内をしていただいた鰰澤選手は5.62kgを釣り上げ、船中2位、総合3位の成績となり、こちらもお見事だった。
<松村計吾/TSURINEWS・関西編集部>
小豆島