最近、メディアでも取り上げられることの多い静岡・下田のブランド「地金目鯛」。その中でも新島キンメと呼ばれる新島沖のキンメダイをディープジギングで狙えると聞き、4月8日に釣り仲間と遠征をしてきた。
ディープジギングで話題の『新島キンメ』60cm登場【静岡県・下田】
ラスト流しでアコウダイ!
その後は食いが浅く、バラシが続いて何匹かお帰りになられたが、ラスト流しで私の試作800gジグが明確なアタリではないがズーンッと重くなった。あまり生命感を感じられないまま「何だろう?」と巻き上げる。
残り200mくらいで明確に生命反応を感じ魚と確信。海面にプカーッと浮いたのは58cmのアコウダイ。今回は外道ではあるものの、釣ってみたかった魚の一つでいいお土産ができた。
12時になりここで納竿。水深がかなり深いため、10流しほどしかできなかったが、ビッグサイズのキンメダイとアコウダイの2匹だけの釣果でもボリューム満点である。
コンディションも魚の活性も悪く友人1人は無釣果となってしまったが、やりきった感満載の遠征釣行となった。1時間半かけて港に戻ると、沖での悪天候が嘘のようにいい天気であった(笑)。
釣果をいただく
新島キンメとアコウダイという高級魚を手にした私は、いつもお世話になっている料理屋に持ち込み、料理していただいた。キンメダイは炙り刺し身、寿司、煮付けに。アコウダイは幽庵焼きと豪快に鍋でいただいた。
キンメダイは脂の乗り、味の濃さともに今まで食べた中でナンバーワンだ。アコウダイも独特の食感のよさと上品な脂の乗りで家族全員大満足の晩餐となった。
これはまた釣らねば! 友人のリベンジも兼ねて近いうちに再チャレンジしよう。
<奥村眞佐夫/TSURINEWS・WEBライター>