ディープジギングで話題の『新島キンメ』60cm登場【静岡県・下田】

最近、メディアでも取り上げられることの多い静岡・下田のブランド「地金目鯛」。その中でも新島キンメと呼ばれる新島沖のキンメダイをディープジギングで狙えると聞き、4月8日に釣り仲間と遠征をしてきた。

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奥村眞佐夫
奥村眞佐夫

ジグメーカーARMSのプロダクトデザイナー。中深海から青物までジギングで美味しい獲物を追い求めてます。

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ソルトルアー オフショア

当日の状況

早くから密かに準備を進めてきたが、予約を入れても悪天候で中止続き…。「縁がないのか?」と思っていたところ、ついにこの日がやってきた。

4月7日、仕事が終わるなり大阪を出発して名古屋で釣り仲間と合流。4人が乗り合わせて午後9時半に名古屋を出発。向かうは静岡・南伊豆手石港の恵丸だ。

午前2時半に手石港に到着して休憩。3時半に船長が来たので準備を整え4時に出港した。今回は我々のグループ4人のみとのことで、オマツリの心配なくゆったりと釣りができそうだ。キャビンに用意された布団に潜り込み、ポイント到着まで眠りに落ちた。

1時間半ほどして船がスローダウンし旋回。どうやらポイントに到着したようだ。

沖に出てみると、まさかの予報は大ハズレ(汗)。高波、暴風、大雨の三重苦だが、波は落ちていく予報のはずなので何とかなるだろうと、ミヨシでタックルを構える。

ディープエリアへ

最近は浅場での釣果が芳しくないようで、いきなり本命のディープ(水深500~520m)ポイントからスタート。

試作の800gの超ヘビーメタルジグを投入する。リールには潮受けを考えてファイヤーライン1.2号と細めを選択して1200m巻いてきた。

また新島沖は根掛かりも多いとのことで、リーダーのフロロカーボン7号(1.5m)の先イトとして、フロロカーボン5号を50cmほど電車結びで結束。これで根掛かりの際には電車結びかスイベル結束部で切れてくれる確率が高くなる。

そうそう、リアフックを少し内に曲げてやるのも忘れない。

当日のタックル

ワンピッチジャークで誘い

着底まで5分ほどかかっただろうか。イトフケを取るのに20mほど速巻きを入れて再び着底させ、底から20m上までをスロージギングの大きなワンピッチワンジャークで誘っていく。

しかし、ミヨシを取った私は柵にしがみつくのが精一杯で、安定したポジションも取れず、魚のアタリを取るどころではない。2流し目は船の揺れで着底がぼやけて根掛かりの洗礼。根掛かり対策の狙い通り、リーダーの電車結びで切れてくれて助かった。

すぐに先イトとメタルジグを結び直し、復旧して3流し目を投入。ここでなんと船長から「状況悪過ぎるのでこの流しで帰りましょう」との一言が…。ここまで遠征して早上がりはつらい。

奇跡の60cm超キンメダイ

ところがその流し、後ろに詰めてもらって揺れすぎるミヨシを降りた私に奇跡のヒット。

底から5シャクリでググンッとティップが入る。500mの回収はかなり時間がかかるが、なるべく安定した巻き上げを心がける。うっすらと魚体が見えてきた。

デカい。なんと60cmを超える2.8kgほどのビッグサイズのキンメダイだ。いつも和歌山や三重で釣っているキンメダイとのサイズの違いにびっくりだ。

60cm超のキンメダイ

釣行続行決定

この1匹を見て「もう一流ししようか」と船長。すると次の流しで和田氏が試作800gのジグで2kgほどのグッドサイズをキャッチ。

すると「もう一流し」と船長もメンバーもスイッチが入ってきた。そうこうしてる間に雨はやみ、少し波も落ちたので続行決定。

そして今回の案内人であるベテランの山本氏も、ディープライナーSPY・Vの800gで安定の1匹を仕留めた。

山本さんにもヒット