3月25日、私と父は大分県・国東半島の姫島沖へ、今年初めてとなるタイラバに行ってきた。
当日の概況
去年は4回釣行したが、ボウズが1回もなく楽しめた釣行ばかりであった。また、2時間以内の釣行が2回もあったが釣果があり、短時間でも釣果をだせる姫島沖のポテンシャルを実感できた一年であった。
もちろん今年も期待せずにはいられない。先日、花見カレイ狙いで2連敗したため、今回はボウズをさけたいと強く思った。
当日は中潮で、干潮が午前5時46分、満潮が11時34分で、干潮から満潮にかけての釣りとなった。父の操船で姫島沖の釣り場に到着。竹田津港と姫島を結んだやや姫島寄りの地点で、水深35~50mを狙う。
当日のタックル
去年の釣行時に、チューブラーではアタリを弾くことがあったため、ソリッド系のサオを使用してみたいと思ったので、今回はカイユウスタイルLTを使用することにした。
このサオはグラスソリッドで感度が良く、去年はアジの泳がせ釣りで活躍した。アジの反応も分かりやすく、ヒラメ2kgやブリ4kgを問題なく釣り上げることができた。
ヒラメから登場
8時30分に釣りを開始。仕掛けは、去年に爆釣したオレンジ系のカラーから攻めた。父はレッド系とグリーン系を使用していた。
底から10mまでを丁寧に探っていく。ところが、時期が早かったのか今回はまったくアタリがない。少ないチャンスをものにするため、丁寧に集中しながらリールを巻き続けた。
まったくアタリがないまま時間が経過し、10時前になり、少し焦り始めたころ父から「ヒラメが来たよ。」と待ちに待ったうれしい情報が来た。
41cmのヒラメであった。タイラバ仕掛けにグリーンのタコベイトを付けていた。
50cm超えマダイ!
そこで、私もネクタイを外してワームを付けてみたが、当日は活性が低過ぎたようで、まったくアタリがない。
11時をすぎ「今日は仕方がないかな…。」と思っていたら、コツ……ガツンのアタリ。
さすがはグラスソリッドだけあって、アタリを弾かずに乗せることができた。このサオを使って良かった~!リールからラインが出るときのジジジーッというドラグの音を楽しみながら、慎重に一定のテンションで巻いていく。
しかし、乗るには乗ったが引きが微妙で、マダイ特有の首を振るような引きがない。しかも、重たく底に向かっていくような引きであった。
父も私もヒラメか何かと思い込んでいたが、上がってきたのは50cmオーバーのきれいなマダイであった。