春のルアーゲームハイシーズン突入!今回、強烈なエラ洗いが魅力のバチ抜けシーバスを愛知県の武豊港で狙ってきた。短時間釣行で数も楽しめるのでおすすめだ。
バチ抜けシーズン到来
ルアーターゲットが少なかった冬が終わり、いよいよ春のハイシーズンを迎えようとしている。
春はヒラメ狙いのサーフゲーム、メバルゲームにエギングとターゲットが多く、ルアーアングラーにとって最高の時期。その中でも、バチと呼ばれるゴカイ系の虫エサを捕食するシーバスを狙うバチ抜けパターンは、アングラーお待ちかねの釣りだ。
武豊港へ
暖かい日となりバチ抜けシーバス日和となった3月9日、日没後の下げ潮を狙って愛知県武豊町の武豊港へ向かった。
毎年バチ抜けシーバスゲームを楽しんでいるが、今年の釣果を確認しようと考えて釣具店で話を聞くと、日ムラはあるものの例年に比べて多くの釣果があるとのこと。
この日の日没時が満潮で下げ潮という潮汐も好条件という情報を聞くことができ、いい釣りができるかもしれないと考えながら釣り場へ向かった。
バチと呼ばれるゴカイ類を意識したバチ抜けシーバスゲームの定番ルアーは、表層をゆっくりリトリーブすることができる細身のルアー。
この日は7.5~13.5cmまでの各サイズを準備した。
スローリトリーブで40cmシーバス
リトリーブスピードの変化で各レンジを探ろうと考え、9.5cmのベイルーフマニックをキャスト。
表層直下のスローリトリーブで釣りを開始した。
キャスト毎にリトリーブスピードとコースを変えていく。流れの上流側にキャストし、表層で引き波が立つくらいのリトリーブスピードで、ツンとシーバスらしき反応を得ることができた。
同じコースにキャストしてみると、バチ抜けシーバスゲームの醍醐味である水面で水しぶきを上げるバイトでシーバスがヒット。
サイズは小型でも、シーバスの引きは荒々しくて楽しい。
ヒットポイントが近かったこともあり、ゆっくり寄せて一気に引き抜いたの40cmだった。
ルアーローテーションで追釣り
ここからはキャスト毎に反応があるというわけにはいかないものの、反応がなくなればカラーローテーションとサイズローテーションを繰り返し、リトリーブスピードを変えるというパターンで、30~40cmのシーバスを5匹キャッチできた。
水面がざわついているポイントにルアーをキャストしてみると、ヒットしたのはボラ。
しかしボラがヒットしてくるのはバチ抜けが起きている証拠と考えたが、ボラの大群が接岸してきて辺り一面ボラだらけになってしまったため、この日の釣行を終えることにした。