フカセ釣りで55cm尾長グレ 最後にロクマルも?【長崎・男女群島】

フカセ釣りで55cm尾長グレ 最後にロクマルも?【長崎・男女群島】

2月9日・10日で長崎県の男女群島へ、尾長(オナガ)グレ狙いのフカセ釣りで愛弟子の丸山さんと釣行した。

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ロクマルか?!

もう1尾「今度はロクマルを」と海の神様にお願いして仕掛けを投入すると、同ポイントでまたも強烈なアタリが。先ほどとは比較にならない引きで、ドラグがうなりイトが出ていく。

止めれば切れる。イトを出せば瀬に入る。極限の選択の中、イトを最小限に出して魚を誘導する。最初の勢いは弱まり、チャンスと思ってイトを巻いて勝負に出たが、魚も最後の力を振り絞って反撃。その走りでミチイトがブレイクしてしまった。

尾長であれば間違いなくロクマル以上。もしくは巨大サンノジかイスズミなどが想像できるが、釣ってみないと分からない。私は「逃がした魚は大きい」ではなく「大きい魚だから逃げる」と自分に言い聞かせ、未熟さを戒めている。

今回は長い釣り人生の中でも記憶に残る大バラシとなり、この悲劇を最後に納竿した。

しかし、さすがは男女群島。未知なる夢の大物が、まだまだ私たちを魅了してくれる。尾長シーズン最盛期。みなさんも夢を求めて挑戦されてみてはいかがだろうか。

<週刊つりニュース西部版 APC・森正和/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
男女群島
この記事は『週刊つりニュース西部版』2019年3月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。