春の陽気に包まれた3月19日、前島での潮干狩りを終えた足で、愛知県蒲郡市の松島漁場へ向かった。解禁から1週間が過ぎ、掘り跡が目立つ状況の中、岩陰や手つかずの隙間を丁寧に探ることで良型アサリを確保。最終的には規定量に到達した釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
前島の後に松島漁場へ移動
春のやわらかな光が海面に溶け込み、季節の移ろいを穏やかに感じる3月19日。前島での潮干狩りを終えた足で、さらにアサリを求めて愛知県蒲郡市の松島漁場へと向かった。
松島漁場(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)この漁場は三河湾に面し、松島へと延びる堤防の東側が主なポイントとなるエリアだ。昨年は沖側でカキ殻混じりの地層を攻めて成果を上げたが、今回はあえて手前の南側を中心に探ることにした。
干潟は掘り跡だらけ
到着したのは13時頃。すでに干潮から時間が経ち、海はゆっくりと満ち始めていた。残された時間は限られており、効率よくポイントを見極める必要がある。
解禁から1週間が過ぎているため、干潟には無数の掘り跡が残り、状況は決して簡単ではない。こうした場面では、未開拓の場所を見つけ出せるかどうかが結果を左右する。
石の下から良型アサリ!
目を付けたのは、人工的に積み上げられた石の下だ。掘削時にまとめられた岩の下は手つかずになりやすく、有望なポイントになり得る。手間を惜しまず石を一つずつ動かし、地面の状態を確かめていくと、しっかりとした粘土層が残っていた。
アサリゲット(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)期待を込めて掘り進めると、地中から縦に埋まる貝の感触が伝わってくる。掘り出したのは、殻長5cmのアサリ。事前に聞いていた通り、今年はサイズが良いようで、いきなりの良型に手応えを感じるスタートとなった。
陸寄りの岩周りを探る
やがて作業していた場所に海水が入り始めたため、陸寄りへと移動した。このエリアは鋭い岩が多く、隙間も複雑に入り組んでいるのが特徴。堤防の内側に位置するため波の影響を受けにくく、荒々しい地形がそのまま残されている。足元に気を配りながら探っていくと、陸とつながる大きな岩を見つけた。
残りポイントを発見
周囲には掘られた跡があるものの、わずかに手つかずの部分が残っていた。その隙間に狙いを定めて掘り返すと、すぐに反応があった。現れたのは、殻長4cmほどのアサリ2個。
アサリゲット(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)経験を重ねることで、こうした「残りポイント」を見抜く感覚は研ぎ澄まされていく。その直感こそが、成果を伸ばす大きな武器になる。
最終的には規定量に到達
その後も岩周りを中心に探り続け、潮が満ちる直前まで粘った結果、最終的には規定量に到達した。隣接する前の尻海岸と比べると数はやや控えめな印象だが、サイズは安定している。
サイズは安定(提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)狙いに応じて場所を選ぶ楽しさがあり、1日の中で複数のポイントを巡る“潮干狩りのはしご”も十分に成立するフィールドといえる。
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<HAZEKING/TSURINEWSライター>
松島漁場

