今年は気温が上向くはずの3月が、彼岸を過ぎるまで寒かったです。ひと桁台の水温では、どうにもならないというところです。毎年3月初旬は私のボート釣りのスタートなのですが、きれいなマダイを期待してもさっぱりです。開幕戦の1勝は、その後に向けて大事、今回とにかく顔を見てみたいという一心の家島でのボート釣りでした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
イカナゴ不漁の影響
播磨灘北部の旬の名物 イカナゴ漁は、3月17日に解禁になり翌日に終漁と、ここ何年も同様で、イカナゴは、漁をするほどの個体数がいなくなったということです。マダイが捕食魚として、たくさん食べたなどの理由が新聞に載ってましたが、ここ何年かマダイの胃にイカナゴを見たことありません。それほど食べるならば、もっと活性が高いでしょう。
以前は、泳ぎのヘタッピなガシラでさえ、口からあふれるほどのイカナゴでしたから、少なくなった影響は、様々な魚の春の栄養源に影響していることでしょう。
高水温の影響も心配
水温は、順調に春を知らせてくれ、どうやら十分なところまで来たようで、12℃になれば水温がどうしたとかの言い訳ができないです。しかし、近年の酷暑での真夏から初秋の高水温が問題です。
あまりの高水温でベイトが安定しなくなるのは、様々な悪影響を及ぼすことで、これからの先行きが毎年どうなるのかと思ってしまいます。
播磨灘はマダイの好漁場
水温が上がって釣れる雰囲気が出てくるとなれば、みなさん人気者のマダイを追いかけないわけがなく、春初期に評判のある家島界隈の釣り場は、ボートや釣り船が増えてきます。ここは、漁礁帯があるところで、その漁礁から時合になるとベイトを追いかけてマダイが浮き上がってきます。
実績場以外にも期待
漁礁や磯場があるポイントには、マダイがそれなりにたむろしていて、時合になると食事会をするようです。播磨灘はマダイが少なくなく、まだまだ、ここで? というポイントがあります。これを見つけ出すのもおもしろさでしょう。実績場以外にちょっと期待の場所もあるので、楽しんでみます。
チョクリ仕掛けで幅広く探る
サビキ仕掛けやチョクリ仕掛けは、タナを広く探るということから仕掛けの全長が短くても5m、長ければ10~15mにもなり、慣れないとその扱いが面倒です。それでも、この家島界隈のほとんどの釣り人は、この厄介で長い仕掛けでマダイを狙います。
今回も時合に中層より上まで浮いてきたマダイが喰ってきます。こうなると、長い仕掛けが断然優位になります。サビキ仕掛けかチョクリ仕掛けかは、疑似餌の形状とハリスの長さが大きな違いで、同じような釣り方になります。どちらが良いのかいまだにわかりません。
チョクリ仕掛けの疑似餌(提供:TSURINEWSライター・丸山明)カラーや形状の違い
しかし、疑似餌の違いはものをいうようです。その日の傾向だとか、良くできた上等な仕掛けは、違ってきます。今回は、緑とオレンジの疑似餌でしたが、すべてオレンジに喰ってきました。
疑似餌の形状や材質、その色、こういうもので、これも日によって時間によって違うようで、自分だけ喰いが落ちた時にいかがするかが、ノウハウでしょう。
タイラバは釣れない?
そんなことから、ここの釣り場でタイラバをされる方が非常に少なく、滅多に見ません。ですが、明石沖や四国側ではタイラバが繁盛していますので、喰わないことはないのでしょうし、むしろ先入観で決めてしまっているかもしれません。
またの機会に手返しの良いタイラバで釣ってみます。でも、水深35mで底から20mのタナまで探らないとなので、ここがキーですね。
スロースタート
期待に胸を膨らませて、家島諸島の東にある漁礁帯へひとりきままに向かいます。7時前から釣り開始。水深35mの漁礁帯で探ります。今日は、全長8mのチョクリ仕掛け。ハリスは短く15cm程が8本。疑似餌はビニール片の緑と橙で、これが当たるのかどうかは、なかなか難しいです。
8時過ぎまで何の音さたもなし。潮も動いているし、それなりのはずが感なしです。ところが、魚探反応のベイトが中層に浮き始めるとマダイのような反応が出てきました。
魚探反応(提供:TSURINEWSライター・丸山明)35cm級マダイを連打
そう思うと、穂先にペコンペコンとアタリが出てきました。タイラバ同様かじり始めですが、とにかくハリがかりが完全になるまで、知らん顔しながらゆっくりと巻き上げます。アワセません。今シーズン1匹目は、32cmのきれいなマダイです。まずは、ホッとしてスタートが切れました。
とにかくほっとした1匹目(提供:TSURINEWSライター・丸山明)ここから、時合となる時間帯が1時間近く続き、同サイズと35cmを追加です。その間、ハリ外れが2回、ハリがかりせずが2回とミスがあり、歩留まり半分未満とは、相変わらずなことで、まだまだです。
この日の最長寸35cm(提供:TSURINEWSライター・丸山明)オレンジにヒット
3匹ともにオレンジの疑似餌に喰いました。奥の深そうな部分です。喰ったタナは、底から6m巻き上げて、上から2-3番目に集中しましたので、水深30mの中層付近でした。タイラバだと13~15mの探りですが、こうなると使い方が厄介でも、長いサビキ仕掛けにアドバンテージがあります。
ポイント混雑で納竿
時間経過で船が増え、弱虫のマダイは、エンジン音や魚探の超音波で、そこそこストレスが出ているでしょう。良いポイントも混雑に比例して悪いポイントとなるので、避けて若干の移動が必要です。でも、少しポイント移動をと思う頃には、潮のゆるみが出たので、10時沖上がりにしました。
今後の展望
バラシもハリがかりできずもありながら、まあなんとか晩ごはんだけは釣りました。ボーズにならず、開幕戦を何とかギリギリで勝ち抜けた気分です。逃がした魚も釣りのうちですから、これまた楽しで、いよいよシーズンインしました。
その晩ごはんの鯛丼、わさびを効かせてうまい!(提供:TSURINEWSライター・丸山明)<丸山明/TSURINEWSライター>


