初心者でも分かる船ヤリイカ釣り入門 タックル・仕掛け・誘い方の基本

初心者でも分かる船ヤリイカ釣り入門 タックル・仕掛け・誘い方の基本

春の訪れに先駆けて、利根川河口沖の寒猫根周辺にヤリイカの群れがやってきた。水深は150m前後とまだ少し深いが、これから乗っ込みシーズンを迎えると次第に浅場へと移動。サイズも良化してパラソル級も多くなり、波崎、鹿島、大洗、那珂湊、日立沖へと北上し、各所で釣れ盛る。例年だと5月のゴールデンウイークを迎えるごろまで楽しめる。そこでヤリイカ釣りのノウハウについて解説してみよう。

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ヤリイカ釣りのタックル

ヤリイカ狙いのタックルを紹介しよう。

初心者でも分かる船ヤリイカ釣り入門 タックル・仕掛け・誘い方の基本ヤリイカタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

竿

長さ1.5~2m、オモリ負荷80~150号の先調子のもの。終日手持ちで誘いのためのシャクリ動作を繰り返すので、高品質で軽量なものがいい。また、ヤリイカのソフトなアタリを察知できる敏感な穂先を有するものが理想的。

リールとミチイト

リールもできるだけ軽量、コンパクトな高性能の小中型電動リールがいい。これにミチイトPEライン3号を300m巻いておく。

バッテリー

貸し出し用を常備している船宿もあるが、なければ持参するように。

ロッドホルダー

船べりに装着し、巻き上げ時や船の移動の際に竿を固定しておくために必携。

イカヅノ投入器

船べりに立てかけ、合図と同時に投入し、いち早くタナへツノを送り込むための必要アイテム。貸し出し用を常備している船宿もあるが、数に限りがあるので、できれば持参したい。その際にはアルミまたは、ポリカーボネート製で大口径円筒タイプが軽いし扱いやすい。

歯ブラシ

ツノのカンナ部分にイカのスミが付着すると以後の乗りが極端に悪くなる。それを除去するため、持参したい。

仕掛け

ヤリイカ狙いの仕掛けを紹介しよう。

初心者でも分かる船ヤリイカ釣り入門 タックル・仕掛け・誘い方の基本ヤリイカゲット(提供:丸天丸)

ミチイトと枝ス

ミキイトはフロロカーボンライン5号、枝スは同3号、長さ10cm、枝間隔は1.2mとする。仕掛けを自作する場合、ミキイトと枝スの結合のため、ミキイトにヨリチチワを作るかまたはクロスビーズ(M)を使うとツノの交換が容易に素早くできるので便利。枝スの長さは短いとイカの乗りが悪くなり、長過ぎるとミキイトに絡みやすくなる。

イカヅノ

この時期のヤリイカには、細身でシンプルな棒ヅノが適している。サイズは長さ11cmでシングルカンナが定番。ツノカラーは薄いブルー、ピンク、ケイムラの3色をベースとし、これに濃いブルー、オレンジ、黄緑などを加え、5~8本構成のブランコ仕掛けとする。

慣れないうちはツノ数を増やさず、手前マツリを避けることを第一目標とし、投入と取り込みを確実におこなえるよう心がけたい。なお仕掛けの下の3番目にアピールヅノとしてマルイカ用7cmの赤帽スッテを1本を加えておくと、抜群に効果を発揮する場合がある。

また、潮況によっては、サバやサメの邪魔が入ることもある。その折には、ツノ数を減らして対応するといい。サバに対しては直結仕掛けに変える手もある。

中オモリとヨリトリリング

いずれも仕掛けの上部に使用するもの。中オモリはシャクリ上げた時にツノがイレギュラーに踊り、イカにアピールする。ヨリトリリングは仕掛けのヨリや縮れを防ぐ効果があるが、二枚潮や速潮の時には、オマツリの要因になるからいずれも取り外すように。また船宿によっては、はなから使用禁止にしているところもある。

オモリ

これは地域、水深、潮流の速さによって異なり、80~180号を使うが、船宿に確認しておくといい。また、変わった形状のものや羽付きタイプのものは使用できず、スタンダードのものに限られているから、注意したい。

次のページでヤリイカの釣り方を解説!

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