中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続か

中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続か

たいし丸で中深海ジギング釣行に出かけた筆者。好ゲスト交じりに本命の良型ムツをキャッチした模様をレポートします。

和歌山県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

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田中耕二

釣って楽しく食べて美味しい魚を狙って東奔西走。たまに釣れる珍しいゲストも嬉しい。磯とオフショアフィールドから面白くて役に立つ情報をお届けします!

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たいし丸で中深海ジギング

釣行予定が最強寒波の影響で中止となった。大人しくしていれば良いものを行きたくて仕方がない。連休最終日にスライドしたら行けるだろうと馴染みの船宿の予約状況を確認する。

トンジギの予定が多い中、和歌山県浦神のたいし丸が中深海ジギングで募集していたので、即バイトしてしまった。私が魚なら絶対に長生きできないだろうなぁ。

トンジギは絶不調

話は変わるが、今季のトンジギは絶不調が続いている。黒潮大蛇行が終息した影響なのか、各地の海水温が低い。潮の流れが変わってトンボの回遊が減ったこと、また回遊しても水温が低いので直ぐに抜けてしまってとどまらないようです。今季は盛り上がりに欠けるまま終了してしまうかもしれません。回復を期待したい。

浦神沖についても例外ではなく、10日の水温は16度台で渋かったそうです。厳冬期なんですから、厳しいのは当たり前。釣り糸を垂れることが出来れば、釣人は満足するんですよ、知らんけど。

朝マヅメはムツに期待

午前5時半に集合、予約順に釣座が決まり私は最後に右舷胴となりました。道具を積み込み、まだ暗い海に繰り出します。浦神沖では朝マヅメに浅いタナでムツが連発することが多いので、それを期待しています。しかし、乗船時の話では朝マヅメはさっぱり当たらないとのことでした。

中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続か朝マズメの時合い(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

最初は水深205mのフラットなポイント。230gのオレンジグローを投入して着底を待つ。水温は17度。少し上がっている!船長は「さっぱり」と言うものの今日は違うことを期待してしまいますよね。釣人とはそんな人種です。

ボトム狙いでヒット到来

現実は甘くなく、船中誰にもバイトはありません。ジャークするジグの抵抗もスカスカ。多少海面は流れているものの底潮は止まっているようです。活性の高いムツを狙って2ピッチロングジャークで誘っていましたが、ムツは浮いていないと判断しました。

朝イチからボトムをネチネチと狙う作戦を発動。厳しい1日となりそうです。ハーフピッチで棚を刻み、ジャークに初速を付ける。ボトムでジグをスライドさせフォールで食わすことを意識するとビタ止めのバイト。

45cmクロシビカマス登場

糸フケを取ってフッキングすると3ozロッドが気持ち良く曲がります。リールを巻いて追加のフッキングを入れるとジリジリとドラグが滑る。コレは良型だと分かる引きに慎重にリーリング。中層から大人しくなったので、良型ムツ確定だと思いましたが浮かせてみれば45cmヨロリ。

中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続かいかにも深海魚のヨロリ(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

ヨロリとは当地の呼び名で標準和名ではクロシビカマスと呼ばれる深海魚です。真っ黒な体に鋭い歯をしているので、スミヤキとかナワキリと呼ぶ地域も有ります。ニュルニュルだしリーダーをスパスパ切っていくし小骨が多いしで、アングラーからの嫌われ者なんですが、コレが美味いんです。迷わずキープ!

中深海ジギングの投入注意点

2流目は少し移動した230mのポイント。移動の際にリーダーチェックするとやはり傷が入っていました。くくり直すついでにジグを250gにチェンジしたので、投入に少し遅れました。中深海ジギングでは、船長の投入合図に極力揃えて投入することが大事です。

バラバラに投入すると各アングラーのラインがバラバラになるので、船長が船を立て辛くなります。それと、やはり早くジグを見せた方がバイト率が高いためです。

37cmムツ登場

教科書通りに先に投入したアングラーには早々にバイトが出て、リーリング。ここは少し潮が動いていると船長アナウンス。焦る気持ちを抑えてボトムから5mを丁寧に探るとフォールを止めるバイトが出ました。フッキングが決まるとこれまた良く引きます。またヨロリだろうかと思っていると先にトモでムツが上がり、続いてアカムツも上がりました。

私の魚はなんだろう。アカムツはボトムべったりでしか食わないし、そもそもアカムツを狙うジャークではなかったので、ムツだと思うけど……そんなことを考えながらリーリングする、この時間が好きなんですよね。浮いた魚は、予想通りのムツ37cmでした。良く肥えて美味そうです。

ムツ3連発!

フックを外し、直ぐにジグを投入し、着底までの間にムツを絞めて血抜きバケツに放り込む。朝の時合いは短いので、ゆっくりなんてしていられない。写真を撮るなんてもっての外です。そのかいあって3連発でムツを仕留めました。

中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続かムツゲット(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

どれもフォールにヒットしてきましたが、最初はフォールに入った瞬間にフロントに食って、後の2匹はジグが落ちきってから食って来ましたので、リアフックに掛かっています。この差を次投につなげたいですね。

カガミダイがヒット

ポイントを外れたので潮上に登る間にムツを撮影。次も同様にジグをスライドさせフォールで誘うとボトムべったりで重々しいバイト。しっかりとロッドに乗せてリーリングに入ります。巻き出すと重いだけで大人しくなりました。コレはワンチャンありと慎重にリーリング。

気付いた船長がタモを用意してくれて「叩きますか」と聞いて来ました。そうアカムツなら中層でバタバタと暴れるのですが、コレはいつまで経っても重いだけ。船長には重いだけですと答えましたが、僅かな望みを持って浮かせてみればカガミダイでがっくり。

時合い終了

カガミダイは、潮が良くない時に釣れて来るので、動いていた潮も止まってしまうのとちゃうかと予想される魚です。そんな訳でコレもアングラーからは嫌われる魚ですね。案の定、ピタッとバイトが止まりました。ここから250~300mまでのポイントをランガンしましたが、どこも厳しい。

中深海ジギングで良型ムツを連打!【和歌山】低水温のうちはタフな状況が継続か時合いが終わると太陽が昇っていた(提供:TSURINEWSライター田中こうじ)

厳しい時、僅かな食い気を起こさせるかリアクションでジグに興味を持たせられるかがポイントだと思っています。先ずはリアクションバイト狙い。セミロングを大きく動かし、ロングフォールで誘う。ジャークの上とフォールの下はバイトタイミングなので丁寧に操作します。

スルメイカ登場

フォールしたジグが止まる瞬間にフッと触ってきたので、すかさずフッキング。バッチリ決まってグーグーと引きます。この引きは怪しいと思いながらも久しぶりのバイトなので、慎重に浮かせればスルメイカ。これは中深海ジギングでは定番の美味しいゲストです。

同じタイミングでヒットしたミヨシのアングラーはムツをキャッチしていました。見ているとフォールの下の時間をしっかりと取っておられます。ジグはほとんど動いていないと思えるタイミングでショートバイトを取っているのでしょう。

ショートジグで誘うもゲストのみ

ショートジグでステイを多用した釣りを展開。アカムツポイントなので、ボトムにジグを置き去りにしてゴソゴソ動かすとのそっと乗って来ました。フッキングが決まったのですが、引かないし軽い。コレはユメカサゴだろうなぁと思いつつ巻き上げてユメカサゴをキャッチ。20cmあったので、ユメちゃんとすれば良型です。このサイズだと脂が乗って美味いんです。

この時もミヨシのアングラーはムツをキャッチしていました。素晴らしい!ボトムを釣るとどうしてもユメちゃんがヒットします。釣り分けるのはなかなか困難なので、渋い中深海ジギングではゲストも混じえて魚を掛ける事に集中しないといけません。ショートジグでも本命がとらえられなかったので、リーフ型ジグで細かくタナを刻む釣りを展開。ラスト流しでやっと捉えたバイトはズドーンとした引きのアブライカ。これは食べられますけど、この日はリリースしました。

次のページで当日の最終釣果発表!

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