この冬はメバルの立ち上がりが少し遅いので、絶賛回遊中のアジに狙いを絞っている。群れが入っているので釣れない心配はほとんどないのだが、この日は明らかに渋かった。おそらく急激な冷え込みのせいで、浅い沿岸にいた群れがかなり抜けてしまったのだ。12月のフェリーターミナルの釣行レポート。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
大阪南港でアジング
釣行日は12月6日、場所は大阪南港のフェリーターミナル。今季は他の場所でもアジングをちょろちょろやっているが、安定して釣果が出るのはこの場所だ。筆者の自宅からもっともアクセスしやすい釣り場のひとつなので、これ幸いと何度も釣りに行っている。
およそ二週間前から回遊を確認しているが、今のところ順調だ。型は伸びてこない。豆アジレベルだが食いがよく、あまり小細工しなくても釣れてくれる。夕マヅメの回遊はちょっと乏しいが、時間を待って、魚が完全にプランクトンパターンになればあとはちょろい。
しかし、この日はちょっと様子が違った。
渋い立ち上がり
釣り場に入ったのは16時半頃。日没間際だ。この時間帯に回遊してくる群れは例年大きいのだが、やはりこの日もノーチャンス。まったくアタリが出なかった。アジの魚体がキラキラしているのは見えるのだが、もしかするとサバなのかもしれない。代わりに、キビレが姿を現した。
キビレで始まり(提供:TSURINEWSライター・井上海生)そのあともキビレが2尾釣れて、今度は明らかにサバの大群が入ってきた。こうなると暫時、アジは釣れなくなってしまう。この見えサバ、まったくワームもメタルも無視するので、釣りようがないのだ。
そうかと思うと群れが抜けたタイミングでぽつぽつとアタるやつもいるので、どういうわけかわからない。あるいはジグサビキなら攻略できるかもしれないのだが、このためにタックルを追加するのもなんだか嫌だしなあ。
一時間ほどキビレと見えサバを相手にする時間が続いた。アジっぽいアタリもちょこちょこ出るのだが掛けきれない。アジはどうもサバの群れに気圧されて、足元にくっついているようだ。タイトに通していると、だんだん掛けられそうな雰囲気が出てきた。そのときである。
巨ボラ襲来で場荒れ
ちょっとふわ釣りからリトリーブの釣りにかえてみたところ、即座にボラが反応した。まあ釣りきっていないので断定はできないのだが、シーバスならランカークラス、チヌなら年無し、でもやっぱりボラだろうという気がする。10分ほどファイトして、かなり離れたところで切られてしまった。
この巨ボラがあっちこっち暴れまわったせいで、場荒れしてしまい、再度アジングをスタートしたあとはアタリが遠くなってしまった。しかも、エステルラインは30m以上切られている。おまけにこの日はどういうわけかバックラッシュも多発。残りのイトは半分以下になってしまったはずだ。困った。
とはいえ、ここで諦めはしない。粘りの釣りで足元のアジをピンポイントで狙って、釣っていく。
やっとアジが釣れた(提供:TSURINEWSライター・井上海生)釣り場に入ってから1時間半ほどでファースト・アジをキャッチ。豆アジ。今はすべてこのサイズだ。
最終的にツ抜け
この日はやはり気温の急激な冷え込みのせいもあって、沿岸から相当数の群れが抜けてしまった様子でアタリが少なかった。ツ抜けまで2時間半かかってしまい、そのあともちょこっと追加したが、余裕で20尾突破していた先週とはまるで海の状態が違う。
これからもっと渋くなっていくかもしれない。まあ負の条件をいえばこの日はまん丸の満月で、常夜灯効果が効きにくかったこともあるだろうけど。
ツ抜けはできたが不安も(提供:TSURINEWSライター・井上海生)アジングが渋くなってくると、そろそろメバルの時期に切り替わる。だが、どうなんだろう、今年のメバルは大丈夫だろうか?すでに鉄板ポイントを北へ南へとあちこち打っているのだが、反応が一切ない。
昨年のように開幕前に産卵期に入ってしまうことがないといいが。今のアジングもギリギリの感じがしてきて、ちょっと心配である。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪南港フェリーターミナル


