夜の磯へライトルアー釣行に出かけた筆者。クロダイにシーバス連発となったプラグゲームをレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
磯からのライトゲーム
磯からのライトゲームはハードだ。常夜灯付きの漁港などとはうってかわって、分かりやすい指標の無い真っ暗闇の中、昼間でも危ない磯場をえっちらおっちら徘徊する。
灯り付きのポイントでやるライトゲームのような手堅さは無いボウズ覚悟の釣り。だが、期待値は無限大。堤防や漁港からの釣りを遥かに超える大物と出会えるのでつい通ってしまう。
タックル
ロッド:TULALA Groovy
リール:ルビアスLT2500XH+0.4号PEライン
ブレスサーモで動きやすく寒さ対策【PR】
磯でのライトゲームは移動を繰り返す。ピンスポットでタコ粘りすることはあまりない(ないわけではない)。厚着すると動きにくいうえ、移動するうちに汗をかいて不快だ。
私は歩き回ってかく汗と、乾燥肌でチクチクするのが嫌で防寒インナーはあまり着ない主義であったが今回は試しにミズノの『プレミアホットインナーブレスサーモActiveモデル』を導入した。
※ミズノ調べ
プレミアホットインナーブレスサーモ
温かさの数値は1〜4段階のうちのMAXで厚手タイプのもの。厚手とあるが思いのほか生地は薄く柔らかいので着心地は悪くない。肌触りも良いので乾燥肌の私でもチクチクしなかった。
プレミアホットインナーブレスサーモ(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)インナーを着て暖房の効いていない玄関で釣り支度をしている途中にもう汗をかきそうだったので、インナーの上に普通のTシャツ+フリースという冬の夜に釣りに行くには明らかな薄着で出撃した。
インナーとして着用(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)プラグにクロダイがヒット
12/10(水)中潮、干潮19:20。干潮からの動き出し狙いで20:00に釣り場にイン。プラグで足元周りから探っていく。BIGHIPに飛びついてきたのはクロダイ。
プラグにヒットしたクロダイ(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)40cmクラスで良い引きをした。ライトタックルではあるが、根物ではないので岩場に巻かれない程度にテンションは掛けつつドラグを出してやりとりすることが出来る。
シーバスが連発!
その後は追加を探すが3投程して反応が無いので移動。20m程横にずれて、両脇の足元と目の前を扇状に投げてサーチする。5投もすれば十分。反応が無ければ移動だ。
ショートバイトがたまに出るが乗らない。粘りすぎずまた横に移動してフレッシュな魚を探す。次にプラグに飛びついてきたのはシーバス。
シーバスが好反応(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)ヒラセイゴからフッコサイズのマルスズキまで数が出た。試しにとワームも入れたが明らかにプラグに反応が良い。もちろん日によりけりだが、ワームよりプラグが勝つ日もある。ライトゲームは奥が深い。まだ続ければ釣れそうだったが、潮が満ちるにつれ波が高くなってきたのでここいらで納竿とした。
体感5度でもフリースで十分
今日の気温は9度だった。風が3〜4m吹いていたので、体感温度は5度程度だっただろう。本来なら防寒ベストを着るレベルだが、今日は最後まで上はフリースにTシャツとプレミアホットインナーブレスサーモ、下はウェーダーを履いているがブレスサーモインナーの上に薄いジャージで釣りを終えた。
汗の乾燥も早い
かなりの軽装だが、露出している顔や指先以外は寒いと感じることは無かった。磯場の移動中は多少汗をかくくらいだったが乾燥も早い。
冬場でも快適に釣りを楽しめた(提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)冬の衣服の重さは釣り中に肩に来るので、身軽に済むのはありがたい限り。気温が0度くらいまで落ち込まない限りはこの服装プラスアルファで十分だろうと感じた。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>

