明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!

果樹には隔年結果と呼ばれる表年と裏年があり、出来の良し悪しが表面化します。豊作と凶作ということでしょうか。どんぐりが凶作で熊が出没したり、今年は柿が豊作だったり。山のどんぐりが少なく人里の柿が豊作となることが、熊の行動を惑わせているのかもしれません。海の中でもサンマやイカ漁の漁獲量が年によって違うようで、これも表裏がありそうです。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたひとり気ままなボート釣り、いつしか30数年のアラコキ。晩ごはんにおいしい肴が食べたいから釣ります。

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明石沖の青物

明石沖の青物は、昨年はクリスマスまで数を読める釣りができました。しかし、その前の年は11月下旬には早々と青物狙いをあきらめました。まさに表年、裏年があるようで、今年は裏年の巡りのようです。そこに酷暑の盆以降、水温が異常に上昇したことが影響しているようです。

ジギングで釣りたい

明石沖の実績場では一時的にベイト反応がなくなり、青物もそれを追って姿を消しました。食べ物がなければ探しに行くのは当然で、ジギングでの反応はなくなりました。

ベイトが少ないとルアーで喰わせるのは容易ではなく、生きエサのませ釣りとは大きく違う点です。それでもジギングで釣りたくて、右往左往しています。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!使用ルアー(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

ベイトが濃い場所を探す

それでも群れが新しくなり、再び狙えるようになってきました。ただ昨年のように「実績場のカケアガリにベイトが多く、潮が効いていれば付いている」という状況ではなく、潮筋ごとにベイトがいたりいなかったりと、随分神経質な印象です。本調子でないのかもしれません。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!まずは魚探でベイトを探す(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

ベイトが目印

わずかに移動するだけで、同じカケアガリでもベイトの付き具合が違います。青物も当然ながらベイトの多いところで暴れていますので、そこを見つけてジグで狙い撃ちします。

これが素人ボート乗りには難しいのですが、当たるとうれしいものです。魚探にベイト反応が映らない限り難しく、ベイトが居るところに青物は狙いをつけて回遊してきます。ベイトもプランクトンを求めて移動するため、こちらもあちこち動くことになります。

ジグのアクション

ニセモノの金属の塊をベイトと誤認させて喰わせるジギングで、一番大事なのはジグの動きです。反応する動きは日時や潮で微妙に変化します。「大きく・小さく・速く・ゆっくり」の組み合わせに、上下の動きを加えます。

私が好きなのは、ジャークで上へ動かして誘い、自然落下のフォールで喰わせるやり方です。喰い気があれば高確率ですが、速さや大きさを組み合わせながら探る必要があり、腕の差が出ます。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!フォールはテールフックにかかりやすい(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

私はうんちくを語れるほどの腕ではありません。お気に入りのジグでお気に入りの動きをして、ダメなときは大した釣果になりません。そんなものです。

速い潮に苦戦

前週にハマチ(イナダ)の情報を得て久しぶりに調査ジギングを行いました。潮が短いながらも2匹釣り、1匹バラシ。本日はその感触を得ての釣行です。ひとり気ままなボートジギングで明石沖に向かいます。朝7時半に現着。

しかし潮はすでに明石海峡の流れが強く、上げ潮がボートを3ノット後半で流し、北風が加わると4ノットになります。速過ぎます。軽いジグで様子を見るつもりでしたが、そうもいかず150gのジグでスタート。それでもあっという間にポイントを通過してしまい、やっかいです。

49cmのハマチが登場!

40分ほど経過し、潮のピークを過ぎたころベイト反応が強くなりました。「ここだ!」と底から3ジャークしてフォールを入れるとヒット!がっちりアワせると強い引きが出て、ジギングの醍醐味です。これが1匹目の49cmハマチ。

速い潮では魚も動けず、底層でじっとすることが多いので、潮が緩み始める頃が時合いとなります。ベイト反応が強くなるタイミングで活性が上がるため、待ち構えるのも有効な戦略です。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!ファーストヒットの49cmハマチ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

46cmハマチを追加

そして2匹目を狙い、ジグアクションを速くしたり遅くしたり、大きくゆっくり、小刻みにと様々に使い分けます。ジグの種類で動きが変わり奥が深いものです。するとヒット。46cmのハマチです。

本来なら開始から1時間半で6匹釣って沖上がりが理想ですが、今回は2匹。ここからパワーアップと思ったところ、釣り船が多く集まり混雑状態になってきたため、移動しました。大きな釣り船に囲まれるのは嫌ですし、エンジン音や魚探の超音波の影響も気になります。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!さらにハマチを追加(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

船混雑気味にて納竿

ポイント移動し、ベイト反応のある場所で釣り始めましたが、平日にもかかわらず釣り船が増えてきました。お客に釣らせるため動き回る船の周辺では落ち着いて釣りにくく、群れの存在は確認できたので次回に期待します。

混雑しないポイントを改めて狙います。年内はまだまだチャンスがありそうで、ブリ狙いも含めて再チャレンジです。晩ごはんの肴、刺身と炙りがとてもおいしいハマチでした。

明石沖ボートジギング釣行で50cm級ハマチ2匹 強いベイト反応出ればチャンス!当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

<丸山明/TSURINEWSライター>

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