年間を通じて豊富な魚種を釣ることができる伊豆大島。そんな伊豆大島に住んでいる筆者が島を一周し、実釣形式で磯ポイントを紹介。島内には電波の繋がりにくいエリアもあり、島に来る人にとって地図が見れないのは致命的。そんな状況で活躍するのが、オフラインマップ機能がついたスマートウォッチ「Legion Pro」だった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
カキハラ
次に向かったのは、島の南東部に位置する「カキハラ」というポイント。この磯の近くには、「ボムサッグ」という噴火で空中に飛び散った噴石が、柔らかい火山灰の地面にめり込んでできた塔のような特徴のある地形が形成されている。
塔のような地形が形成されているカキハラ(提供:TSURINEWS編集部・河野)このポイントも入磯しやすく大場所なため、グループ釣行にもおすすめ。夏場は40〜60gのジグで青物が楽しめ、カゴ釣りではジャミ(シマアジ)やイサキの数釣りが狙える磯だ。しかし平磯のため波の影響を受けやすい。風や波の高さは十分に考慮し、入れるかどうか判断する必要がある。
釣り場までの道順
南部の観光名所「波浮港見晴台」から大島一周道路を北部方面へ道なりに車を走らせる。10分程度車を進めると左手に「筆島荘」の看板が見え、その対面にある「文学の散歩道」に入る。
文学の散歩道石碑が曲がる目印(提供:TSURINEWS編集部・河野)この道を2〜3分進むと右側に駐車スペースが見えてくる。
右側に広めの駐車スペースが出てくる(提供:TSURINEWS編集部・河野)Legion Proが活躍
この「カキハラ」がある南部では、電波が繋がりにくい。スマホのキャリアによって差はあるが、筆者が使用しているソフトバンクはほぼ圏外。
電波が弱く地図アプリが開けない(提供:TSURINEWS編集部・河野)カキハラも慣れてしまえばなんてことないルートだが、駐車場までに細い道を通るため、初見かつ電波の繋がらない状態で向かうのは難しい。そんな時に使いたいのが、Legion Proの「オフラインマップ機能」。
アプリ上でマップを事前にダウンロードする(提供:TSURINEWS編集部・河野)事前にスマホアプリ「AGM Nexus」上で該当する区域の地図をダウンロードしておけば、現地付近で電波がなくなっても、オフラインマップを開いて位置情報を把握することができる。
地図をダウンロードしておけば電波がなくても安心(提供:TSURINEWS編集部・河野)実際に電波がない状況でもLegion Proのオフラインマップ機能はしっかりと作動してくれ、無事「カキハラ」までたどり着くことができた。
オフラインでも電波の届かない磯にも行ける(提供:TSURINEWS編集部・河野)しかし、この日は天候が変わりやすく、到着時は磯の先端に波が這い上がっていたため、カキハラでの釣りは断念。違うポイントへ移動することにした。
波が這い上がってきていたため実釣は断念(提供:TSURINEWS編集部・河野)

