年間を通じて豊富な魚種を釣ることができる伊豆大島。そんな伊豆大島に住んでいる筆者が島を一周し、実釣形式で磯ポイントを紹介。島内には電波の繋がりにくいエリアもあり、島に来る人にとって地図が見れないのは致命的。そんな状況で活躍するのが、オフラインマップ機能がついたスマートウォッチ「Legion Pro」だった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
伊豆大島の磯巡りスタート!
伊豆大島の磯は、島の西側半分を「表磯」、東側半分を「裏磯」と呼ぶ。島一周すべてが磯釣りのポイントとなるため、強風が吹いていても風裏が必ず存在する。釣行する際は、事前に風向をチェックした上で、ポイントを選択しよう。
今回紹介する磯はすでに有名なポイントとなっているところばかりだが、初めての人にとっては場所がわかりにくい。特に「裏磯」は、磯までの道のりが険しいところも多く存在するため、ポイントの紹介は最低限としたい。
オオツクロ
最初に向かったのは、裏磯の一級ポイントである「オオツクロ」。入磯が大変なところが多い裏磯において、比較的エントリーがしやすく、大場所なため先行者がいても釣り座には困りにくいポイントだ。
特に春先〜夏にかけて島に吹く南西風の風裏ポイントとして重宝する。
裏磯の人気ポイント「オオツクロ」(提供:TSURINEWS編集部・河野)釣り場までの道順
船の発着場所である岡田港から大島一周道路に出て、泉津方面へ車を走らせる。秋の浜トンネルを抜け、「秋の浜入口」のバス停を超えた最初の分かれ道を左折。
黄色の鉄フェンスが見えるところを左折する(提供:TSURINEWS編集部・河野)左折した後、直進していくと「釣宿・奥山荘」の看板が見える。その隣の細道を直進。
看板横の細道を進む(提供:TSURINEWS編集部・河野)突き当たりに駐車スペースが現れる。
数台程度停められる駐車スペースに着く(提供:TSURINEWS編集部・河野)車を停めて、右側の林道を5分ほど歩くと磯に着く。
オオツクロに向かう林道(提供:TSURINEWS編集部・河野)勾配のきつい林道ではないが、最後に藪を抜けなくてはならず、時期によっては刈られていないこともあるため、軽装で挑むのはおすすめできない。
時期によっては藪漕ぎになることもある(提供:TSURINEWS編集部・河野)ワームで根魚を狙う
オオツクロは100m遠投すると水深は約20mもあるドン深なポイントだ。潮止まりのタイミングであったため、予定していたカゴ釣りではなく、フリーリグを使った根魚狙いに変更した。
仕掛けを30m程度飛ばし、ネチネチと底をこづいていると竿先に明確なアタリ。上がってきたのは小型のカサゴだった。
ファーストフィッシュは.真っ赤なカサゴ(提供:TSURINEWS編集部・河野)ランガンで良型アカハタ手中
カサゴの後アタリがなくなったため、ジグヘッドスイミングにチェンジ。磯をランガンしながら広く探ることにした。
伊豆大島の磯は全体的に鋭くとがった岩が多い。そうなると身に着けるものにも気を配るが、Legion Proなら安心。ディスプレイに超強化ガラスを採用しているため、磯の移動時などで岩にぶつけてもキズ一つ付かないので安心だ。
磯にぶつけてもキズ1つ付かない頑丈さ(提供:TSURINEWS編集部・河野)ランガンを続け、ワンドになっている部分に仕掛けを落とすと、着底と同時にズドン!先ほどより強烈な引きが伝わる。根に潜られないよう強引に浮かせて出てきたのは良型のアカハタ。本命が釣れたので撤収し、次の磯へと移動することにした。
スイミングで本命のアカハタをキャッチ(提供:TSURINEWS編集部・河野)

