2月に入りすでに解禁した地域もあるようだが、私の住む三重県では3月1日から順次解禁していく。待ちに待った渓流の季節がやってきた。成魚&稚魚放流物が楽しめる松阪市の櫛田川上流のおすすめ釣り場を紹介したい。
櫛田川の放流
今年の解禁は3月3日に行われ、前日に成魚が600kg、昨年4~5月には4万匹の魚が放流されている。また4月21日には200kgの成魚が追加放流される。
釣り場だが、国道166号線を上流に向かって走ると、1つ目のトンネルを抜けた所から上流漁協管内になる。
ここから森地区までは本流には放流が少なく、奥山川、地ノ添川、福本川の各支流がメインとなる。
波瀬川と蓮川ポイント紹介
森地区で波瀬川と蓮川に分かれ、上流に向かって左側が蓮川。
上流のダム下から本流合流点まで各所の淵に放流がされており、大場所のポイントが多く長ザオがお勧めだ。
ダム上だが、蓮川では上流の絵馬小屋谷合流点付近が昨年の台風の影響で通行止めとなっており、同時にここから上流は禁漁となっている。
例年奥の谷で天然物が楽しめたが、こちらは来年以降の楽しみだ。
青田川ポイント紹介
もう1つの支流青田川も成魚放流量は少なく稚魚放流物、天然物がメインとなる。
国道筋の波瀬川はダムの影響を受けず稚魚放流物、天然物、放流物と楽しめる。この川では旧小学校前から上流の山林舎前が安定しておりお勧めだ。
また多良木川、舟戸川、月出川の各支流も成魚、ヒレピンともに魚影が濃い。
福本川ポイント紹介
人気の支流『福本川』は詳しく紹介しよう。
合流点から口福本橋
下流から車を走らせ、合流点の川俣橋手前を右に曲がると数カ所駐車スペースがあり、上流の口福本橋までがポイントだ。
この区間は淵が続くが、両岸が切り立っており岩の上からの釣りになる。川通しが難しいため1カ所で粘ることになる。よって数種類のエサを用意したい。
イクラがメインだが、食いが悪くなったらすぐに違うエサにローテーションしよう。
口福本橋上流
口福本橋から上流は一転して緩やかな渓相になり、こちらは足で稼ぐと面白い。
上流で放流され流された魚を拾いながら放流点を見つけよう。
ここは道路から川が離れているため、入川道がある所がポイントになる。人専用の赤い橋周辺や上流の祠前などが人気ポイント。
上流の合流点までは駐車スペースが少ないので気を付けてほしい。
三峰川合流付近
上流で三峰川と合流し、その下のエン堤がこの川一番のお勧めポイント。
エン堤から深場のポイントが続く。ここはアプローチが左岸からだが、ポイントは左岸側が深くなっているため右岸からのサオ出しがお勧めだ。
ここから上流に向かい合流点から右側が三峰川。橋の上にもエン堤がありこの上下もお勧めだ。
もう少し上流に行くとログハウスがあり、通常はこの上の黒町橋までが放流ポイントとなる。
この付近は駐車スペースもありお勧めだ。