暑すぎる夏がようやく終わりを迎え、一年で釣り人が最も心躍るシーズンがやって来た。皆さんの身の周りに、「釣りに少しは興味あるけれどわざわざ行く気になれない」「釣りよりもキャンプが好き」といった人はいないだろうか。今回は釣り人倍増計画として、そんな人を釣り沼に引きずり込んでみようという企画だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
サビキ釣り実釣
この釣りは夜討ち朝駆けなんて、体に悪いことはしなくても良い。昼からのんびり出かけても十分釣果が望める。もちろん朝夕のマヅメが良いのは確かだが、それにこだわりすぎる必要は全くないのだ。
老若男女楽しめる(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)釣り方はいたってシンプル。カゴにアミエビを入れ、底まで落としたら2度、3度サオをあおってまきエサを放出、そのまきエサの煙幕に仕掛けを置くイメージで待つ。
最初は魚が寄るまで時間がかかるかもしれないが、寄ってしまえばこちらのもの。まきエサを切らさないよう、手返しよく釣っていこう。
入れ食いになることも(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)釣ったアジはバケツに泳がせておいてもいいが時間がたつと死んでしまうので、ある程度たまったらクーラーに移し替えていく。クーラーが汚れるのがイヤなら、10~15匹ずつジッパー付きの袋に入れておいてもいい。その際、少量の海水を入れておくと、万遍なく冷えるので覚えておこう。
サビキ釣りで守りたいマナー
近年どこの釣り場でもゴミやマナー違反が問題になっている。出たゴミを持ち帰るのは当たり前だし、まきエサで堤防が汚れたら水くみバケツで海水をくんできれいに洗い流しておこう。迷惑駐車も厳禁。立ち入り禁止場所には絶対入らないようにしたい。
食いが立てば数釣り可能(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)どれも当たり前のことなのだが、その当たり前ができない、しない釣り人が多いから釣り禁止の釣り場がどんどん増えていくのだ。釣りの楽しさを教えるだけでなく、こういったマナーもしっかり伝えるようにしよう。

