東京湾浦安の吉野屋では、8月27日からカワハギ乗合船がスタート。猛暑が落ち着き始めた翌28日(木)の釣行では、良型を狙ったポイント選びが功を奏し、船中5~15尾と安定の好釣果を記録した。さらに船上をざわつかせる“思わぬゲスト”の姿もあり、終始盛り上がりを見せた一日となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
トラフグもゲット
10時からの3流し目は、右舷トモ方向への下げ潮が速くなり、左舷は苦戦ながら川崎さんは順調にアタリを出す。11時の流し変えまでに6尾をキープ、右舷トモの山崎さんは7尾。
釣り場の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)私は、この速い下げ潮が収まるまで体力温存を決め、少し早い昼食に置き竿で構えていたところ、うまくハリ掛かり。慌てて竿を手に取り、巻き上げると、カワハギとは違う手応えにがっかりしたが、サバフグにしては重いという感覚から、トラフグ?と予感。
これが的中して、下バリから下のミキイトが切られ、オモリはなくなっていたが、エビエサを付けた上バリに掛かってきた40cmのトラフグが浮上。船長が駆けつけタモ取りしてくれた。
筆者の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)正午から1時間ほど二枚潮が発生。船中オマツリが発生する状況に、釣果は伸び悩んだが、聞き上げでモタレを捉えて22cmを追加。
13時からの流しでは、潮が収まり始め、干潮からの上げで21~24cmを3尾追加、14時の沖上がりを迎えた。
最終釣果は5~15尾
最終的な船中釣果は、20~29cm5~15尾。山崎さんが竿頭、次頭は10尾で川崎さんだった。
船長のコメント
「今年は昨年以上の高水温で、魚が岸際から浅瀬の釣り場まで下りてくるのが数カ月遅れている印象、今日は深場に着いている魚を狙ってみました」
石原船長(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>


