矢那川河口＆木更津港のミャク釣りでハゼ88尾手中【千葉】珍魚ウロハゼもヒット

堤防釣り 海釣り

矢那川河口でハゼ釣り

天候は晴れ、風は午後から南西風がやや強めに吹き、猛暑日になる予報。潮回りは大潮で、同地区は10時25分に潮位21cmで干潮、17時30分に181cmで満潮になる。今回は2カ所を2時間ごとに移動する予定。

最初は、鳥居崎海浜公園近くの矢那川河口へ。上げ潮を狙いで13時ごろ到着すると、天気がよく夏休み期間なので、釣りを楽しむ家族連れが数人いる。ウキ釣りで狙っている人にポツポツとハゼが釣れている。

食いは渋いが連続ヒット

さっそく、0.5号のオモリを使ったミャク釣りで開始。エサは青イソメを使用。いつもなら竿先へ、プルプルと小気味いいアタリがくるが、思ったより食いは渋く、アタリがほとんどない。

少しずつ移動して根掛かりが少なく、ハゼからの反応がある場所を探す。数カ所狙うと、反応がある場所を見つけたので重点的に仕掛けを入れる。風が強いので、竿先を下げミチイトを張って待っていると、プルプルと軽快ないいアタリがあり、素早くアワせると8cmほどの良型が釣れた。

反応は悪いものの、場所によっては仕掛けを振り込むごとにアタリがあるので、1尾1尾ていねいに狙うと連続ヒットする。予定の2時間を経過したところで終了。キープしたハゼの数を数えると36尾だった。

木更津港へ転戦

次に向かったのは、車で10分程度走った木更津港。ここもハゼ釣りを楽しむ釣り人が数人。船揚げ場のスロープには魚影が多数あって、中には良型の姿も見えるので期待できそうだ。

見えるハゼの目の前に仕掛けを落とすと、一斉に寄ってくる。しかし、警戒している様子で、付けエサを一瞬くわえてはすぐに離してしまう。なかなかヒットしないので袖バリ4号に変更。

エサのサイズを調整したり、誘いやアワせるタイミングに変化をつけるとポツポツとヒット。良型も見え隠れするので、ヒットさせるまでのドキドキ感が楽しい。スロープより少し沖側は、カキ殻が多くて根掛かり連発なので、根掛かりが少ない場所を重点的に狙うと、大きなアタリ。

慎重に抜き上げると、なんとウロハゼ。珍しい魚のヒットに喜びながら、同じ場所を狙うと同魚を追加することができた。順調に数を伸ばすが、猛暑が厳しくなってきたので、予定より少し早めに納竿した。

合計88尾手中

木更津港でキープしたのは52尾。今回の釣行では、潮位の影響もあると思うが、釣れたハゼの型は矢那川河口が上回っていた。数は木更津港がよかった。合計3時間半程度の短釣行だったが、合計88尾を釣ることができた。

今回のように短時間でも炎天下に立っていると強烈な紫外線を浴びる。釣果を楽しむためにも、日焼け止めを常備して肌を守りたい。

小型のクーラーを持参して、鮮度よく持ち帰ったハゼを調理。天ぷらで食べると、とても美味しく、満足することができた。

＜週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛／TSURINEWS編＞