ジグサビキがあるならば、直リグサビキがあってもいいはず。そんな思いつきでサビキのオモリを直リグにしたら、人生で初のブルーギルを手中に納める。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中優丞)
やっぱり釣れない
7月27日。夜明け前の豊田市水源公園でバス釣りをするも、やはりこの日も無反応。暗闇でも水面を大型の魚が活発に泳いでる気配はするのに、ルアーには見向きもしない。いくらなんでもスレ過ぎではないだろうか、この釣り場は。
夜でも釣れない(提供:TSURINEWSライター田中優丞)直リグ+サビキ針
日の出が迫ってきたため、最終兵器のサビキに切り替える。前回の釣果でサビキの有効性を確認できた以上、頼らざるを得ない。すっかり味をしめたというわけだ。
信頼と実績のセリア(提供:TSURINEWSライター田中優丞)といっても、今回は前回とはひと味違う。オモリの部分を直リグにして、底~中層をまとめて狙える仕様にしたのだ。構造上、互いの邪魔にならない上、なにより広範囲を探れる夢のリグだ。
これ絶対釣れるやつ(提供:TSURINEWSライター田中優丞)人生初ブルーギルを手中!
遠くへ飛ばないよう控えめに投げ、ズル引き&シェイクで近距離をネチネチと探っていく。これまでの釣行から、水源公園は遠投すると高確率で根掛かりすることがわかっている。フルキャストしたい気持ちを抑え、近距離に狙いを絞ることにしたのだ。
足元付近まで巻くと、突然サビキらしいブルブルッとしたアタリがきた。バスかと思ったが、どうも違う気がする。体は小さいのに、やたら引きが強いのがラインを通じて伝わってくる。とりあえずラインを手繰り寄せてみると……。
残念、ギルでした!(提供:TSURINEWSライター田中優丞)なんと、ブルーギルだった!この体高なら、確かにサイズが小さくても引きが強いのも頷ける。
それはそうと、筆者は今回、人生で初めてブルーギルを釣った。アメリカではフライパンで調理するから「パンフィッシュ」と呼ばれているほどポピュラーな食材らしいが、ここは全方位を海に囲まれた島国。迷わずリリースした。
実績のある場所(提供:TSURINEWSライター田中優丞)いつもの根掛かりロスト
その後、すぐに同じ場所で2匹目を釣り上げた。ブルーギルは群れで動く習性があるというのは本当らしい。さて、3匹目といこうとキャストすると……お約束の根掛かり。水源公園は着底後すぐに巻かないと、あっという間に根掛かりする地形だということを忘れていた。
浅瀬に集まっている模様(提供:TSURINEWSライター田中優丞)こうして根掛かりロストでこの日の釣行は終わった。今回は直リグには掛からなかったが、釣れそうな気がするので今後は海で試してみたい。
日焼けする前に退散(提供:TSURINEWSライター田中優丞)<田中優丞/TSURINEWSライター>
豊田市水源公園


