【大アユシーズン到来】流れの中で掛ける!トモ釣りで尺アユに挑むコツと必携アイテム

【大アユシーズン到来】流れの中で掛ける!トモ釣りで尺アユに挑むコツと必携アイテム

九州中国地区では例年より約3週間も梅雨明けが早くなり、本格的なアユシーズンに突入となった。今年は梅雨明け早々に真夏日、酷暑といわれる日が始まってしまうが、こういう時期だからこそ涼しくダイナミックな釣りができるアユ釣り、大アユ釣りにチャレンジしてみてはいかがだろう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・高原稔)

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アユ釣り 淡水の釣り

ライフジャケット

毎年、アユ釣りシーズンでは全国で不幸な水難事故のニュースが絶えない。私も過去何回かヒヤっとする経験もあり、ここ数年は念のため「首巻き式の手動膨張ライフジャケット」を着用するようになった。そして今年は浮力材が入ったアユ用のライフジャケットを購入したので、両者を使い分けしようと思う。

【大アユシーズン到来】流れの中で掛ける!トモ釣りで尺アユに挑むコツと必携アイテムベストタイプ(提供:週刊つりニュース西部版APC・高原稔)

よく川に流されたら「まずは手に持っているサオや舟(引き舟)を手放せ」といわれるが、私を含め周囲の人と話してもサオを手放したという人はいなかったし、以前、実際に対岸で流された人を見たことがあるが、ずっとサオは握ったままだった(その人は30mくらい先で岸にしがみつくことができて事なきを得たが、その後川原に座り込んで30分以上、放心状態のようだった)

水面で仰向けになった時は、腕を空中に上げると体は沈む。腕は水面のまま(大の字か、「気を付け」の姿勢)が有効だ。一度、釣り場の浅い所で試してみてほしい。

【大アユシーズン到来】流れの中で掛ける!トモ釣りで尺アユに挑むコツと必携アイテム首巻きタイプ(提供:週刊つりニュース西部版APC・高原稔)

終盤の9月も中旬ともなると気温・水温も下がっていく。ウエットスーツ状のジャケットは体温保持やケガの防止に役立つ(若干の浮力もある)。

川で釣りをしていて石に脛(すね)をぶつけたことはないだろうか?アユ用タイツには脛の保護をうたったモデルも発売されているが、私はさらにタイツの内側(アンダータイツの内側)にサッカー用の「脛アテ」を装着している。着け始めた最初の2、3回は違和感はあったが、それをすぎると「ないと不安」になるくらい必要なグッズとなった。

 

アユ釣り(トモ釣り)に掛かる費用例

入門モデルではサオ、仕掛け、ベスト・タイツ・タビ、アミ(タモ)、オトリカン、引き舟などで市価10~20万円。河川の遊漁券は一日券1~3千円前後で地域などにより異なる。お得な年券(パスポート)もある。ただ、一度揃えると、以降は消耗した仕掛けと遊漁券で、ランニングコストには優れた釣りだ。

【大アユシーズン到来】流れの中で掛ける!トモ釣りで尺アユに挑むコツと必携アイテム尺アユも狙える(提供:週刊つりニュース西部版APC・高原稔)

私が20代の時、上司に「アユ釣りはやらないのかね?アユ釣りをしないのは人生の損失だよ」と言われ、その時は意味が分からなかった。20代になってアユ釣りを始めて今日まで「なんで20代から始めなかったんだろう!」と、当時の言葉が名言だったとしみじみ感じる。

そんな魅力的なアユ釣りを、ひとりでも多くの人に体験してもらえたら……と願う。

<週刊つりニュース西部版APC・高原稔/TSURINEWS編>

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