関東に住む私にとって、沖縄はこれまで釣ったことのない魚の宝庫。そのため魚好きの私は、沖縄に行くとついつい観光そっちのけで魚にばかり興味が向いてしまいます。そこで今回は、観光の合間を縫ってライトゲームを楽しみ、短時間で五目を達成したお話をさせていただきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
魚の居場所がわからず苦戦
ホテルに戻り、疲れを癒しつつ3日目の計画を妻と相談。連日の30度超えで景色だけの観光は体力的にもきついため、私が釣りをしている間、妻はシュノーケリングを楽しむことになりました。
そして迎えた3日目。この日は東平安名崎近辺のビーチを中心に行動します。
東平安名崎近辺のビーチ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)まず訪れたのは岩が点在するビーチ。妻はシュノーケリングで魚を探していましたが、「魚はいないよ……」と残念な報告。私も昨日と同様にプラグやスプーンをキャストしましたが、やはり反応なし。
妻の援護で魚の居場所判明
「どうしたら釣れるんだろう……」と戦略が崩れていく中、妻が少し離れた場所から「こっちにたくさん魚がいるよ!」と声をかけてくれました。水中の様子を教えてくれる相棒がいるのは、本当に心強い。
行ってみると、そこは砂浜から岩場へと切り替わるエリア。その周辺に多くの魚が群れていました。
岩場に切り替わる釣り場(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)そこでルアーをワームにチェンジしキャスト。フォールで早速ヒット!
上がってきたのはミツバモチノウオ。これも初魚種です。「見つけたぞ!」と内心ガッツポーズ。
初魚種のミツバモチノウオ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)続けて、ムラサメモンガラ(初魚種)、ミツボシキュウセンを立て続けにキャッチ。
仕留めたミツボシキュウセン(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)特にムラサメモンガラは、あんなに群れているとは思ってもいませんでした。ワンキャスト・ワンヒット状態。最初は初魚種に喜んでいたのに、後半には「違う魚連れてきてよ……」と贅沢なセリフをつぶやいてしまいました(笑)
ムラサメモンガラを手中(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)沖縄で爆釣を体験
2時間ほど爆釣を堪能した後、妻の希望で別のビーチへ移動。そこでは絶景の広がる砂地のビーチで、またも新魚種のオグロトラギスをキャッチ!
キャッチしたオグロトラギス(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)時間が経過し、妻の体力も考慮してそろそろ釣りを終了。これで今回の旅行で釣れたのは計5魚種(うち4魚種が初魚種)という大満足の結果となりました。
もちろん、まだまだ釣っていない魚はたくさんいますが、欲張りすぎないのも大切。それは次回の楽しみにとっておきましょう(笑)
沖縄の釣りは気軽でOK!
釣りにはさまざまな楽しみ方があると思います。多くの釣り人はより大きなサイズや釣果数にこだわるかもしれません(私も一応気にしますが…)。
でもそれ以上に、生き生きとした魚の姿を見たり、見たことのない魚に出会ったり——。
旅先でその土地の美味しい食べ物を味わったり、絶景に感動したり、そして一緒に旅をする相手の笑顔を見ること——そういったすべてが“充実した旅”の一部だと思うのです。
今回で言えば、記事にはならなかったものの、何度もダツの暴力的なバイトがあったり、30cm超えの大物チェイスがあったり…忘れられない思い出がたくさんできました。
こんなビーチでも釣りが楽しめる!(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)日焼け対策は必須
最後に——これから沖縄に行かれる皆さんへ。くれぐれも紫外線にはご注意ください。
くっきりと日焼け跡が残る(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)本当に強烈で、短時間でもこうなってしまいます。しばらくは腕をまくることができません……(悲)。
それでは、また次の旅でお会いしましょう。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>


