1月中旬、福岡県京都郡・苅田港の人気スポット南防波堤に、チヌ・メイタ狙いのフカセ釣行をした。
苅田港にて竿出し
準備を済ませ、第1投目は午前7時20分。この日は中潮で満潮が7時だから、そろそろ引き潮が動きだすころだ。
周りを見渡すと、すでに10人ほどサオを振っている。
まきエサ(オキアミ生、カラーチヌ、チヌの舞ホワイト、麦を混ぜたもの)を10杯ほどまいて、まきエサから取ったオキアミをつけて仕掛けを投入。
まきエサと同調させてアタリを待つ。
潮はほとんど動いておらず、手前に寄ってくる。仕掛けを回収すると、つけエサの頭だけ取られている。
引き潮時は食い悪く
2投目は小ぶりのオキアミをつけて、ウキの周りにまきエサを4杯ほどまいてアタリを待つと、仕掛けがなじんだころに、じんわりとウキが引き込まれた。
軽くアワセを入れるとサオに乗り、30cmクラスが上がった。
前回の釣行時も2投目から釣れ始めて2ケタの釣果だったので「今日もか?」と思いきや、後が続かず。
9時30分までつけエサは時々取られるが、アタリがない。やはり引き潮時は食いが悪いようだ。
潮の動き出しでヒット
10時を少しすぎたころ、潮が右へかすかに動き始めたら渋いアタリがあり、36cmがサオを曲げてくれた。
結果、納竿の午後1時までに25~36cmを10尾ほどの釣果だった。
苅田港の南防波堤は大きい丸型テトラなので足場には要注意。
滑り対策の磯靴はもちろん、必ずライフジャケットなど救命具を装備し、安全第一の釣行を。
<週刊つりニュース西部版 APC・小浜 久/TSURINEWS編>
福岡県苅田港南防波堤