読者の皆様はノロウイルスに感染した経験はあるだろうか。著者はこの度、人生で初めて感染を経験したのだが、かなりの劇症ぶりに相当なダメージを受けてしまった。今回は、ノロウイルスに罹患した著者の経験談と、その時に役立った物の他、家族への感染防止策についても詳しく紹介していきたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
役立った物と感染防止策
最後に、著者が感染した際に役立ったものと、著者が行った家族への感染防止策を紹介しよう。
経口補水液は神
正直感染するまでは「スポーツドリンクがあればなんとかなる」と思っていたのだが、ここまで胃が受け付けてくれなくなる事は完全に予想外だった。経口補水液だけは、喉に一切の抵抗が無く摂取しやすいだけでなく、少しずつ飲めば吐き気を催す事が無かったのだ。誇張ではなく、点滴や入院を回避出来たのは、早めの経口補水液のおかげだと思われる。
毛布と冷却シート
発熱中は体温調整が上手くいかず、室内気温が23度近くあっても寒く感じた。寒さ対策の毛布はありがたかったし、著者の場合はひどい頭痛対策として額に貼るタイプの冷却シートも役立った。
トイレ掃除はマメに
部屋を隔離しても、1軒の家に住んでいる以上、トイレが共用となる事実は避けて通れない。著者は家族に移したくない一心で、嘔吐や下痢をした後、毎回必ず便座内部をトイレ洗剤で掃除しておいた。その掃除の為に再度吐いてしまう事もあり、大変辛い所だったが、嫁さんや息子が倒れる方がもっと辛いので何とかガマンできた。
タオル・洗濯を別にする
歯磨き・手洗い等、頻繁に使用する事になるのが洗面所のタオルだ。少し離れた場所に専用のタオルを用意しておき、そちらを使用する事で、家族が使用する物と分けた形だ。さらに、著者やお義母さんが使用した衣服やタオルは、家族の物と分けて洗濯してもらった。
風呂は最後に
最後に風呂だが、入らないと衛生的に良くない為、めまいや吐き気が落ち着いているタイミングで入浴することにした。勿論家族全員が入浴した後、著者は最後だ。初日はシャワーのみで、2日目は熱が下がっていたので浴槽に浸かったのだが、しっかり掃除してから出るようにした。こうして無事に回復したのだが、結果、嫁さんと息子は感染せず済んだのだ。
潮干狩りシーズンも要注意!
著者はこれまでの人生でちょくちょく急性胃腸炎に罹患してきたが、ノロウイルスのピーク時の症状は、著者の「食あたり史上トップ3」に間違いなく入る辛さだった。加熱用牡蠣を食す際、ほんの少しでも「生焼けかな?」と感じたなら、食べるのを即中止すべきだと実感した次第だ。
揚げていても要注意(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)これからは潮干狩りのゴールデンシーズンに突入するが、先述したようにアサリやハマグリにもノロウイルスのリスクがある。食す際は十分に加熱し、くれぐれも注意していただきたい。
<荻野祐樹/TSURINEWSライター>

