2025年は三番瀬でハマグリが採れるとの情報をキャッチ。早速出かけてきました。また、最近の100均潮干狩りグッズの進化具合も気になっていたので、これもあわせて実践。結果は3~5cmが27個とまずまずの成果!当日の様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
100均の道具でハマグリを採る
100均の道具で高級品である江戸前天然ハマグリを採る。「何だか面白い展開だな」なんて思うのも束の間、やはりプラスチック製の熊手に一抹の不安が。とはいえ、考えもしょうがないのでとりあえずこれでやっている。
あっちでガリガリ、こっちでガリガリやっていると、「こつん」という感触が! 開始数分で1個目のハマグリをゲットしました。うん、イケる!
目測5cmの天然ハマグリ(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
ポイントは砂地で、ハマグリは5cm位の浅い所にいるようなので、何とかこの100均熊手で広く浅く掘り続けます。アサリやホンビノス貝のように、1つ見つけるとその周辺に多く固まっているわけではないけど、1つ見つけると、近くにもう1個、2個とある可能性が高いので、その周辺はとくに入念に。
熊手は鉄製が良い
1時間が経過。当初の予想を覆し、ダイソーの熊手は強度的には問題はありませんでした。
小さいヤツはリリース(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)しかし、プラスチック製ということで爪に弾力があり、これによって、柔らかい竿でコマセを出し続けたかの如く手に疲労が蓄積されていったこと、また爪が貝に当たった時の感度も、柔らかめの竿でカワハギ釣りをやったかの如くイマイチだったことから、ここで昔(10年位前)、どこかの100均にて買った鉄製の熊手に変更。
うんうん、この方が手首への負担も少ないし、感度については間違いなく高いです。やっぱり潮干狩りに使う熊手は鉄製がいいかな。
岩礁地帯ならなおさら鉄製が良い(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)どれくらいのハマグリが採れた?
この日は大潮とはいえ、大きく潮が引く新月ではなく満月の大潮。しかも、やや南風が吹いていたため、潮の引きはイマイチということで、潮干狩りができた時間は3時間弱。条件的にはあまり良いとはいえない日でした。
ホンビノス貝は船宿で購入可能(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)しかしそれでもお持ち帰りサイズの天然ハマグリ27個はお土産として十分だし、何より楽しめたし、そしてアラフィフ筆者の腰と右手が限界でした(汗)。
3~5cmが27個採れた!(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)100均グッズの検証
この日は雨模様ということもあり、塩が濡れてしまってやりにくいであろう「マテガイ採り」は検証しなかったのですが、100均のジョレンとドレッシングボトルは問題なく使えそう。
使い勝手が良かった100均の洗濯ネット(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)ただし、ダイソーで売っていた塩(伯方の塩)は、100円で200gということでコスパは悪いです。通常の塩(伯方でない塩?)はスーパーで1kg100円前後にて購入可能なので、塩はこちらの方がおすすめ。
塩はスーパーの方がお買い得(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)また、アサリ(ハマグリ)狙いの潮干狩りグッズについては、プラスチック製の熊手以外は問題なく使える印象。当初懸念したバケツについても、水満タンに入れて持ち上げたところ、完全に安心できる、というワケではありませんでしたが、一応大丈夫でした。
ただし、劣化のスピードについては現時点で何とも言えないので、他の道具含め、個人的にはシーズンごとに買い替えた方が無難かな、と思います。
鉄製の熊手も売っていた
後日、セリアに行ってみた所、爪3本ながら鉄製の熊手が売っていました。牡蠣殻が多い岩礁地帯で使うには心もとない爪3本仕様ですが、砂地の横浜海の公園や有料潮干狩り場なら大いに活躍できそう。
また、プラスチック製のダイソー熊手も、安全面という意味では、小さな子供に持たせておくには安心、といった印象を受けました。目的とお財布の中身?にあわせて、使い分けてみてください。
セリア(100均)で買った熊手(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
たかはし遊船

