今回は、ライトゲーム用にぴったりの「タックルボックス」を自作してみました。市販品にはない携帯性やカスタマイズ性を追求し、必要最小限の道具を機能的に収納。見た目も使い勝手もこだわった、釣り好き必見のDIYアイデアです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)
タックルボックス組み立て
組み立ては、基本的には予定通りにパーツを取り付けていくだけですが、一つ注意点があります。
ロッドスタンドを取り付けるベースの位置は、スタンドを取り付けたときに地面から浮かないようにする必要があります。むしろ、地面に軽く接触してスタンドの下部で少し支えるくらいのほうが安定します。
また、私はハンドルバーを追加して、竿を立てた状態でも強風で倒れにくくなるよう工夫しました。ロッドスタンドが少しでも浮いていると、思った以上に簡単にひっくり返ってしまうので注意が必要です。
私のドリンクホルダーは上下2本のボルトで固定していますが、上部のボルトをリーダーホルダーとしても活用しています。また、ボックス内には差し込み式のシールフックも取り付け、小物を引っかけたりとアレンジは自由自在です。
ボックス内部もアレンジ(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)竿の保護にも配慮
こちらは、塩ビパイプを使ったロッドスタンド。竿のサイズよりもやや大きめの径に調整し、取り付けの際には皿ビスを使ってスタンド内部に出っ張りができないようにしました。これにより、竿に傷がつかないよう配慮しています。
ロッドスタンド(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)蓋の裏も有効活用
さらに、机の脚とセフプレートを組み合わせて、以下のような工夫を加えました。
・フィッシュグリップをセフアダプターで着脱可能にする
・上蓋を開けた時の支え棒として活用する
・蓋の裏側をちょっとした作業台としても利用可能にする
蓋の裏側を簡易作業台に(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)ハンドルもこだわる
最後に、ハンドル部分の改造について。純正のハンドルから、ホームセンターで手に入る汎用バー+ハンドルグリップ+パラコードに変更。これにより、ミリタリー感がアップし、持ちやすさも向上しました。
こだわりのハンドル部分(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)こだわりの一品の完成
こうして、機能もビジュアルも自分好みにカスタムしたタックルボックスが完成しました。
軽量かつコンパクトで、邪魔にならず必要なものはすべて持っていける。見た目も使い勝手も大満足の一品となりました!
<刀根秀行/TSURINEWSライター>


