不要になったワームを再利用して、新しいワームを作ってみませんか?百均のアイテムを活用すれば、簡単&低コストで自作可能!型作りから成形までの手順を分かりやすく解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター刀根秀行)
いよいよワームを作ろう!
ここからいよいよワーム作りの工程に入ります。
準備
1.廃ワームを3〜5mm程度に細かくちぎる(小さいほど溶けやすい)。
2.ちぎったワームを金属カップに入れる。カップの外に原料がつかないよう注意する。
ちぎったワームを入れる(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)3.メス型をコンロの近くに準備し、片栗粉等を塗っておく。可能なら少し温めておく。
溶かして流し込む
1.コンロを弱火にし、軍手を着用。
2.カップを火にかけ、動かしながら均等に加熱する。
3.ワームが均一のサラサラぽいトロミのあるゲル状になるまで温める。
ワームを温める(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)4.溶けたワームを型に流し込む(太い方から流すとやりやすい)。
型に流し込む(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)5.冷えて固まったら型から外して完成。
完成品(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)アドバイス
計量カップを購入することになると思いますが、フチが丸いと液体を注ぎにくいです。ペンチなどでフチを少し曲げて注ぎ口を作ると、使いやすくなりますよ。
注意点
作る際の注意点を紹介します。
火の取り扱いに注意
カップの外に原料がつくと引火し火災の危険があります。若い頃初めて作ったとき、フライパンに大量のワームを入れて火にかけたら、1mほどの火柱が上がったことがあります。最悪火事になりかねません。
過熱しすぎに注意!
均一にサラサラなゲル状になったらそれ以上の加熱は注意。過熱しすぎると焼けて茶色くなり、最悪使えなくなります。
換気をしっかり!
ワームは軟質塩ビ製で、加熱すると有害なガスが発生する可能性があります。必ず換気をしながら、マスクを着用して作業しましょう。
慣れてきたら、シリコンキャストでより本格的な型作りに挑戦してみるのも面白いですよ!シリコンを使うと、より細かいディテールの型も作れるようになります。
ディティールも付けられる(提供:TSURINEWSライター刀根秀行)この方法なら、不要なワームを再利用できるのでエコではありますよね。安全に注意しながら、オリジナルワーム作りを楽しんでください!
<刀根秀行/TSURINEWSライター>


