今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】

今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】

今回紹介する釣り場は、埼玉県吉川市にある吉川運動公園内にある池。公園内ということで、安全を考慮して作られている関係で水深は1m前後。足場がよくヘラブナのほかにマブナやクチボソなども生息している。そのため雑魚釣りも楽しめるので、ピクニックを兼ねての釣行も可能だ。

(アイキャッチ画像提供:マルキユーフィールドスタッフ山野正義)

アバター画像 TSURINEWS編集部

ヘラブナ釣り 淡水の釣り

吉川運動公園の概況

関東地方のサクラが開花し各地のヘラブナが動き出した。普段は見逃してしまうような小川でも通水が始まると、今までどこにいたのかわからないコイや良型のヘラが産卵する場面を見かける。

釣り場は、吉川市役所の正面に広がる運動公園内にある。公園は洪水などで川が氾濫した時の受け皿として作られている。

調整池を目的として作られているため、水道はテニスコート側に1カ所あるが、園内に日陰になる場所やトイレなどはない。よって市役所や近くにあるスーパー、コンビニのトイレを利用する。

今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】東側の様子(提供:マルキユーフィールドスタッフ山野正義)

昨年の11月に公園の入口にキッチンカーが開店し、唐揚げや弁当などが売られている。

池は周囲約200m前後で、魚影は常連たちによりキープされている。

2023年の6月に線状降水帯の影響で大雨が降り、池が氾濫した。隣を流れる大場川に魚が流されてしまい魚影が薄くなってしまった。

しかし、その後も常連たちの努力で、以前ほどの魚影ではないがマブナ交じりで良型ベラが釣れている。

ポイント

水深は1m前後、底に藻が生えているので基本的に藻際や藻穴狙いの釣りになる。ポイントは大きく分けて大場川側と野球場側になる。

今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】出っ張り(提供:マルキユーフィールドスタッフ山野正義)

野球場側では、西側の出っ張りは連日のようにエサ打ちがおこなわれているので居着きの魚が多い。藻刈りもひん繁におこなわれているので宙・底釣りとも好みの釣り方で楽しめる。

今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】大場川の水門付近(提供:マルキユーフィールドスタッフ山野正義)

大場川側は水門の正面付近が、比較的底がきれい。西側に大きな木があり、日陰になるのでウキが見やすい。そのほかにもポイントはあるが、藻の張り出し具合を見ながら入釣場所を決めたい。表層は藻がないが底に生えている場所もあるので、困った時は常連に聞いたほうがいい。

釣り方とエサ

池には藻が生えているため、魚がハリ掛かりした時に藻に潜られないように多少、強引に引き抜く場面がある。そこで宙、底釣りともに普段のより太めのラインを使用したほうが安心。

道糸は1~1.25号、ハリスは0.5~0.6号を使う。宙釣りの場合(両ダンゴ)上ハリス20~30cm、下30~40cm、ハリはセッサやバラサの5~6号。ウキは足長の場合、ボディ4~5.5cmでトップはPCムクかパイプが適している。

エサはカクシンをベースにコウテンやBBフラッシュなどを配合する。例として、カクシン500㏄+BBフラッシュ200㏄+水200㏄で作る。

今週のヘラブナ推薦釣り場2025【埼玉・吉川運動公園】宙&底ともにOK(提供:マルキユーフィールドスタッフ山野正義)

底釣りの場合は、ハリスは上25~30cm、下35~40cm。ハリはセッサやバラサ4~5号。ウキは足長の場合、ボディ5~6cm。藻があるので戻り重視でパイプトップが使いやすい。

エサは底釣り用のダンゴエサを使う。例として、ダンゴの底釣り芯華100㏄+ペレ底100㏄+水100㏄で作り、手水で調整しながら打っていく。もちろんダンゴの底釣り芯華単品の標準作りでも対応できる。

底に藻が生えているので正解なタナ取りが重要。カラツンやスレが目立つ時は、タナを取り直すようにする。

 

 

<マルキユーフィールドスタッフ山野正義/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
吉川運動公園
釣料:無料。釣り台かスノコ必携。
この記事は『週刊へらニュース』2025年4月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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