サカナに特化した本屋・SAKANA BOOKS(サカナブックス)で2023年8月からスタートした水生生物クリエイター向けの棚貸しサービス『SAKANA APARTMENT(サカナアパートメント)』。今回はSAKANA APARTMENTの402号室に現在入居中のP-Life(プレコ暮らし)さんに、水生生物や制作活動への思いを語っていただきました。
(アイキャッチ画像提供:P-Life(プレコ暮らし))
プレコ作家の活動紹介
━━━現在SAKANA APARTMENTでは、沢山のプレコ作品を置いていただいています。普段は主にどのような作品をつくったり、活動をされたりしていますか?
(雑貨や陶器などの)既存商品の増産改良と、新作ではプレコ図鑑を製作中です。

図鑑制作への想い
図鑑は現在、サンプル印刷まで完成しています。
家で飼育しているプレコのイラストと解説を、A4サイズ、50ページくらいでまとめています。

イベントに出展したときなどに、グッズだけではなく写真でも紹介できたら、いろんな模様や形をしたプレコたちを知ってもらえるかなと思い図鑑にしました。

イベント出展の経緯
━━━イベントにも出展されているのですね。
去年(2024年)だと月2回ペースくらいで出していて、今年も4月くらいからまた全国的に回っていきたいなぁと考えています。
最初は大阪の枚方市周辺、地元のイベントだけにしか出ていなかったんですが、プレコを全国的に知ってもらうには色んな地域に行って色んな人に知ってもらうというのもひとつ大事かなと思っていて。
それで色んな地方に行っていたら、月2回ペースくらいになって、という感じです。
制作を始めたきっかけ
━━━制作を始めたきっかけはありますか?
もともとはグッズの制作をしようとはあまり考えていなくて。
プレコの飼育を勧めたかったのですが、魚をいきなり飼うっていうのはやっぱり一般的にはハードルが高いので。それに魚が飼えないってなったら、それだけでもう興味がなくなってしまう可能性が高いかなとも。
「プレコを知ってもらう」ということが活動の一番の主目的なんです。
ハンドメイドのイベントなら年齢層も幅広く訪れてくださいますし、そういうイベントでプレコのグッズを出して「何これ!」って、プレコを多くの方に知っていただく切っ掛けになればと考えて活動を始めました。

ものづくりの経験は?
━━━もともと何かものづくりもされていたんですか?
いや、一切したことがなかったんです。なんだったら、絵も描いたことがないくらいで。
プレコを知ってもらうには、まず「可愛い」って思ってもらいたいので、どうやって描いたら可愛いって思ってもらえるかな?ということを考えつつ、ずーっと日々日々創作活動しています。
━━━プレコ暮らしという活動が始まってから、制作も始められたのですね!
そうですね!
2023年の1月11日にプレコ暮らしの活動をスタートしたので、今年(2025年)で丸2年くらいになります。