「淡水魚の体調不良に塩が効果的?」渓流魚飼育に必要なアイテム10選

「淡水魚の体調不良に塩が効果的?」渓流魚飼育に必要なアイテム10選

渓流魚を飼うということは金魚やメダカを飼うのと同じ機材だけでは不可能である。ただ金魚などを飼える機材がすべて使えないかというとそうではなく、基本的に水槽飼育としてはやっていることは同じなので必要な機材を追加することで十分飼育することができる。そこで渓流魚を飼育すると思ったらそろえておきたいアイテムをご紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 藤村)

アバター画像 TSURINEWS編集部

お役立ち その他

水替え用品

水槽が安定した後もきれいな水を好む魚なので定期的な水替えが不可欠。その際に便利なのが水作から発売されているプロホース。サイフォンの原理で水槽の汚れた水を楽にバケツに移すことが可能。渓流魚は排泄物も多いので、底層に溜まった汚れを効率よく吸い出せる。

あと、100均で販売しているメラミンスポンジも水替えの際にガラス面のコケや汚れを取り除ける便利アイテム。

魚掬いネット

加えて水槽のリセットの際に必要なのがアクアリウム用の魚掬いネット。渓流魚はご存じの通りわりと力が強く、くねくね暴れるため素手で追い回すと疲弊させてしまう。ネットを使って手早く別の容器に移せたほうが良い。

「淡水魚の体調不良に塩が効果的?」渓流魚飼育に必要なアイテム10選魚掬い用のネット(提供:TSURINEWS編集部 藤村)

魚病薬・水質検査用品

新規に水槽を立ち上げると初めはバクテリアの数が少なく水質が安定しないので、あらかじめ魚病薬と水質検査用品を準備しておくと安心だ。水質検査というと何やら物々しい雰囲気だが、テトラテスト6in1というアイテムを使用すれば、水槽の水にキットの紙をくぐらせるだけで1分かからず確認できる。

「淡水魚の体調不良に塩が効果的?」渓流魚飼育に必要なアイテム10選魚の病気に使う(提供:TSURINEWS編集部 藤村)

また釣り針の傷や水槽内の環境が落ち着くまでは病気が発生することもしばしば。魚体に異常が見られないか日ごろから観察して、必要に応じて薬も躊躇なく使用しよう。

なお、ちょっとした体調不良の場合、食塩を水槽内に溶かし浸透圧を利用して魚の負担を減らすこともできる。入れる塩の分量は水量の0.5~0.8%。ちょっと難しそうだが実は簡単で、60cm水槽の場合水量は60L弱なので、1kgの食塩の袋から半分くらいを水槽にぶち込めばOKだ。初めはこんなに入れて大丈夫か?と不安になるが全く問題はない。

<藤村/TSURINEWS編集部>