2月中旬、釣友の河野さんと佐伯市蒲江の畑野浦の波止へ、フカセ釣りに行った。狙いはチヌ!この時期は、アタリがないのが当たり前。2人で一日釣りをして、1尾でもチヌが釣れれば御の字といえる中で2尾ずつチヌを手中、大満足の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・惠藤徹勇)

年なし51cm登場
午後1時前に釣り再開。するとその3投目、軽い前アタリの後、ウキがゆっくり海中に消えていった。ミチイトを確認してからアワせる。乗った瞬間、先ほどとは違う重量感。同時に底に向かって走る。それをサオの弾力で耐える。
しかし、手前まで寄せたところで今度は波止の下に潜ろうとする。「下が空洞になっちょんけん、入られたら一発で切られるぞ!」と、河野さんの言葉を思い出し、やや強引にサオを立て耐える。
徐々にチヌが見えてきた。「いいサイズ!」と、河野さんの声を受けながらタモに収めたのは51cmの美しい年なしチヌ。フカセ釣りで年なしは初めてだったので、めちゃくちゃうれしい!
興奮冷めやらぬ中、連発を狙うもウキに変化はなく、また静かな時が流れる。

釣友も良型チヌゲット
納竿が迫る4時ごろ、河野さんにアタるもフグ。河野さんは終盤、潮の満ちに合わせポイントをやや手前に変えて攻めていた。

すると、その20分後、再び河野さんにヒット。無駄のないやり取りでチヌ43cmを釣った。さらに、納竿間際の5時すぎにも河野さんは同サイズのチヌを釣る。

当日の釣果
その後、数投するもチヌの反応はなく、5時30分ごろ納竿とした。釣果は河野さんがチヌ43cm2尾。私がチヌ40cm超、51cmの2尾。
この時期は、アタリがないのが当たり前。2人で一日釣りをして、1尾でもチヌが釣れれば御の字といえる中、2尾ずつのチヌを手にできたという結果には、大満足。
釣ったチヌのうち、河野さんの1尾と私の52cmのお尻が真っ赤で、乗っ込み間近のようだ。
<週刊つりニュース西部版APC・惠藤徹勇/TSURINEWS編>
畑野浦港