魚名と魚種は全くの別物!サケとマスの違いを徹底解説(1/8)

魚名と魚種は全くの別物!サケとマスの違いを徹底解説(1/8)

初心者が手軽に行ける釣り場として利用されてきた管理釣り場。それが、エリアゲームの発展とともに、釣りの一つのカテゴリーとして確立した。しかし、いまだにサケ・マス類における間違った情報がネット上に氾濫している!そこで全8回に渡ってサケ・マスの違いについて解説していこう!

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例えばタイ科でも

混乱はサケ科魚類だけではない。タイもそうだ。

タイ科の仲間で、日本で主に食用にされているのは、マダイ、キダイ、チダイ(ハナダイ)、クロダイ(チヌ)、ヘダイの5種だろう。そのほかにも、キンメダイ、アマダイ、アコウダイ、フエフキダイとそれ以外にもたくさんいる。

これらすべてをタイの仲間だと思っている人が多いのが現状だ。ちなみに、後者はタイ科の魚ではない。

タイが日本を代表する高価な食用魚であることから、「タイ=魚」という意味で使われているのである。

キンメダイはキンメダイ科、アマダイはアマダイ科の魚である。言い換えれば、キンメウオ、アマウオと呼んだほうがいいのかもしれない。

日本における魚名とは、その程度のものなのである。

<週刊つりニュース関東版 APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース版』2019年1月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。