三保のサーフでブリが爆釣?!そんなツイッターを見てしまった。そこで現地の釣友の永井君に状況を聞くと前日もワラサがあがったとのこと。居ても立っても居られなくなり1月15日の深夜0時に三保のサーフへ入砂。ショアプラッギングでブリを狙った。
夜明け前は生体反応なし
夜中でも釣れているとの情報があったため1時頃からプラグを投げたり、ジグを投げたりしてコノシロが居るのかを探る。
しかしどこに投げてもコノシロのアタリすらなく、夜が明けてしまう。
当日のタックルは、ジグキャスターMX106MH、18FREAMS5000、PE2.0、リーダー30ポンド。ルアーは飛びキングのイワシカラーと赤金だ。
気付けば、大体5時くらいにはサーフも人でいっぱいになってしまった。
すると、見える範囲で朝の7時過ぎに竿がしなっている人が。
遠目から見てもわかるブリ〜ワラサクラスだ!
はやる気持ちを抑えひたすらプラグを投げるがアタリすら感じられない…
8時半にボイル発生!
8時になると、大体の人たちは帰ってしまった。
自分も魚に嫌われているのかもう諦めようかと海を眺め始める。
「昨日は釣れてたけど今日は・・・」のいつものパターンかと諦めムード。
沖ではボート釣りの人がエサ釣りをしている。
なんとなく見ていると、おや?コノシロが釣れているではないか!
すると、8時30分頃ボートで釣りをしている人の横でボイルが発生した。
チャンスだ!
無我夢中でプラグを投げ続ける。
ビッグヒット!
コノシロにルアーが当たるのを感じながら巻いていると、
ズドン!キタ!
ドラグがものすごい勢いで出されていく。
一瞬何が起こったからわからなくなり竿がこれでもかと曲がる。
私が過去にショアジギングで釣った事のある最大のサイズは54cmのイナダ。
それを遥かに上回る魚が掛かったことだけは分かる。
アワセを入れると完全にフッキングは出来ているようだ。ここからが本当の勝負だ!
5分間の真剣勝負!
どんどんドラグが出されていく中ドラグを締めながら竿を必死に立てる。
ショアジギング用のMHの竿だったので直ぐに主導権を握れると思ったが思いのほか右へ左へ走る。
これぞ青物とのやり取りの醍醐味だ。
ドラグをきつめに締めるがさらにラインを出されてしまう。
ドラグを締めながら竿を立ててなんとか寄せる。
魚体が見えた!間違いなく青物だ。
バトル時間は約5分。
格闘の末についにブリが釣れた!嬉しくて声も出ない。
すると、浜を清掃していたおじさんやおばさんが寄ってきておめでとうと祝福の声をかけてくれた。他の釣り人もやってきて祝福してくれた。
みんなの祝福で身体がほぐれてくるのが分かり、改めて嬉しさがこみ上げてきた。
サイズは92.4cm!
測ってみると、92.4cmのブリだった。
その後、血抜きと神経締めを行い、クーラーに入れて暫くは海をながめながら達成感に浸っていた。
正直もう大満足だ。
だが、9時過ぎになると少しズレたポイントの沖で再度ブリのボイルが始まる。
コノシロが逃げ惑い、ブリがチェイスしている。
1尾釣ったしもう満足・・・となるはずがない!
すぐさま移動し、ギリギリ射程圏内に入るがコノシロのみでブリは当たらなかった。
繰り返されるナブラ!
そこで一度ボイルが終わり、終わったなと思った途端また別の場所でボイルが湧き始める。
このナブラは自分からだんだん遠ざかってしまう。
もう少し手前に来てくれればと思った瞬間、ボイルがこちらに寄ってきた。
釣り人は欲深いものだ。
先程の1尾で大満足していたにも関わらず、目の前にナブラが立てば無我夢中でルアーを投げている。
数投目にコノシロが引っかかる。
回収しようとすると、ちょうど釣友の永井君が登場。
「そのままドラグを緩くして待ってて下さい!」と言われたので、そのままコノシロを放置する。
仲間内では永井くんはコノシロ引っ掛け釣りの第一人者?だ。
引っ掛け釣りの記事はコチラを参考にしてみて欲しい。
サーフの新釣法?!コノシロ泳がせ釣りで74cmシーバス【三保海岸】
コノシロ引掛けでヒット!
コノシロを泳がせていると、次の瞬間ドラグがものすごい勢いで出されていく。
ドラグを締めてアワセる!
すると永井君から「それじゃ弱いです!」とダメ出し。
一度竿を渡してアワセを入れてもらった後、竿をパスされる。
今回の魚はそこまで抵抗する事なくどんどん寄ってきて何なく上げることが出来た。
1回目でやり取りの経験値が少しアップできたか?こちらはサイズを測る前に捌いてしまったが少し小ぶりだった。