4月26日、中潮。豊後高田市の香々地・羽根港へサヨリ釣りに行った。サヨリのみりん干しが食べたいので、毎年この時期に通っている。大潮後の中潮で干潮から満潮にかけてよく釣れることが多い。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一)
羽根港でサヨリ釣り
羽根港は他の波止で釣った時よりもサヨリの釣果がよく、個人的には国東半島の中でも1級ポイントだと思っている。しかし、2年続けて貧果だったため、3年ぶりの大釣りを目指す。
午前5時40分に現地へ到着する。すでに6~7人サヨリ釣りをしている。5時50分より釣り開始。ジャンボアミ8分の1にパン粉200gを混ぜたものをカゴ用に、つけエサは生イキくんSサイズを使用した。3年前からパン粉を混ぜたものを使い始めたが、うまくまとまるので、ジャンボアミのみで使うよりも効率よくカゴに入れられる。ぜひ参考にしてほしい。
最初の数投は周りの人にしか釣れず少し焦ったが、数投目にシモリ玉が勢いよく動くアタリがあり、サヨリのヒットに持ち込む。サヨリが走るのを楽しみながら、慎重に抜き上げて、まずは1尾キャッチ。いつ見ても美しい魚体だ。砂浜の女王がシロギス、渓流の女王がヤマメなら波止の女王はサヨリと言いたいくらい美しい。
目標の20尾オーバー達成
その後も散発的だが、ヒットに持ち込むことができた。また、連続ヒットする時間帯もあった。私はサヨリをおいしく食べるために、のんびりと血抜きをしながら釣っていたが、それでも8時前には10尾を超えた。
途中で連続バラシやハリ掛かりしないことがあったが、ハリを替えるとヒットに持ち込めた。サヨリの口は意外に硬いので、ハリは状況に応じて交換することをお勧めしたい。私は今回の釣行だけで7本使用した。
3年ぶりの爆釣とはならなかったが、目標の20尾オーバーを達成できたので、10時に納竿。
本日の釣果は22~31cmのサヨリ20尾であった。私が釣り場の掃除を終え、帰るころには、常連さんから50尾は超えたという声が聞こえた。
サヨリのみりん干しは絶品なので、興味のある人はチャレンジしてみてはいかがだろうか。
例年通りであれば、4月下旬~5月下旬まで釣れることが多い。
<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>
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