釣り人から大人気の「おかまり」こと岡田万里奈さん。そんなおかまりの釣り休日に密着。海と川2つのフィールドで釣りを楽しむ、欲張りな釣行となった。移動の多い釣行で、おかまりが使用していたのは、移動がラクになるスパイダーネットと、服に穴を空けずにカラビナを付けることができるどこでもカラビナだった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
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いよいよ実釣スタート
最初に実釣場所として選んだのは、十文字橋付近の流れが強いポイント。ニジマスが居そうな箇所を手返し良く打っていった。
湧き返しを中心にスピナーを打っていくおかまり。しかし、実釣開始から1時間が経過してもアタリがないため、ミノーにルアーチェンジ。
ルアーチェンジにも「どこでもカラビナ」
湧き返しを中心にスピナーを打っていくおかまり。しかし、実釣開始から1時間が経過してもアタリがないため、ミノーにルアーチェンジ。
このルアーチェンジの際、片手にタックル、もう片方にルアーを持った状態で付け替えを行うのは意外と面倒。そんな時でも胸元にどこでもカラビナを付けておけば、外したルアーをどこでもカラビナにかけておくことができ、ほぼ両手で素早くルアーチェンジができる。
おかまりも胸元に配置したどこでもカラビナにルアーのフックをかけて、スムーズにルアーチェンジを行っていた。
その後も、瀬からの流れが深みに落ち込んでいる場所などポイント移動をこまめに繰り返しながら2時間程度打ち続けるも、ヒットどころか魚のチェイスがすら全くない状況だった。
酒匂川の「エキスパート」にSOS
この厳しい状況に一度駐車場まで戻るおかまり。大きく場所移動をするのかと思っていたが、誰かに電話をかけ始めた。
5分後駐車場にやってきたのは、釣り具メーカーで管理釣り場での最強お助けルアー「セニョールトルネード」販売している「ZacT craft」の吉田修平社長だった。
吉田社長は、酒匂川の環境整備やヤマメの放流といった保全活動に尽力しており、酒匂川を知り尽くしたエキスパートだ。おかまりは吉田社長に助けを求め、光の速さで駆けつけてきてくれた。
駐車場で作戦会議
吉田社長は来るや否や、「いまの酒匂川で魚を出すのは至難の業だよ(笑)」とのコメント。それでも豊富な知識と経験から、次々に魚の溜まっていそうなポイントを挙げていく。
ポイントを教えてもらった後、吉田社長はお昼過ぎに商談が入っているため一度中抜けされたが、再度戻ってきて上流域のポイント案内と、必要なルアーを持ってきてくれるとのこと。とても優しい方だ。
当日「釣り飯」はお蕎麦
吉田社長が中抜けしたタイミングで、お昼ご飯の時間になったため、1度小休憩。
おかまりは自身のYoutubeチャンネル「おかまりチャンネル」内で、「釣り飯」を釣り場で食べるシーンを入れていることも多く、「画面越しでいっしょ食べている気分になる」と人気だ。
筆者はおかまりの「生釣り飯」を見ることができるのかと密かに期待していたが、向かった先は「蕎麦屋」。店に入って注文したのは、「五目きつね蕎麦」だった。
筆者が今日は釣り場での釣り飯ではないのかと聞くと、「Youtubeの撮影ではその場で釣れた魚を使ってお料理することも多いですが、お蕎麦が好きなので、各地で美味しそうなお蕎麦屋さんに入ることもしばしばありますね!」と裏話も明かしてくれた。
中流域のポイントで実釣再開
お昼ご飯を食べた後、商談終わりの吉田社長と再合流。車で先ほどより上流域のポイントへ案内してもらった。案内されたのは、中流域よりもゴツゴツとした大きい石が点在し、深さもあるポイントだ。
ルアーは吉田社長イチ押しのスプーン「厳美(GENBI)・オレキンヤマメカラー」を装着し、実釣を再開した。
スプーンに待望のヒット
案内されたポイントでおかまりは、ややアップクロス気味にキャスト。
実釣前に吉田社長から「平行から下にルアーがいくと、ルアーが浮いてきてしまう。ボトム付近を攻めたい場合は、少しアップクロスにキャストして、リフト&フォールでゆっくり泳がせると良い」とアドバイスを受けており、それを早速実践に持ち込んだ。
アドバイス通りにポイントを攻めていると、竿先に微かなアタリが。
それを見逃さず、すばやく竿を立ててフッキングさせた。
ヌマチチブが登場
「アタリが小さい!」と言いながら上がってきたのは、スプーンより少し大きいサイズのヌマチチブ。スレ掛かりではあったものの、「とりあえず酒匂川で魚を出せた!」とこの日一番の笑顔を見せてくれた。