ルアーシーバス釣りで【春先によくある高難度パターン3選】クルクルバチ攻略法とは?

ルアーシーバス釣りで【春先によくある高難度パターン3選】クルクルバチ攻略法とは?

春頃になるとバチやマイクロベイトといった小さな餌が多くなり、非常にセレクティブなシーバスが増えてくる。完全にその餌を偏食しているためちょっとでも違和感を感じたら食わないのだ。今回はそんな非常に厳しいタイミングでなんとか貴重な1バイトを引き出せたパターンを紹介する。必釣法ではないので、悪しからず!

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

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檜垣修平

こんにちは。檜垣修平と申します。海でのルアーフィッシングをメインにシーバス、メバルと遊んでおります!オールリリース派です。よろしくお願いします( ・∇・)

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マイクロベイト多すぎな日

春先で多くのシーバスアングラーの頭を悩ませるのがマイクロベイトだ。このパターンでは5cm未満くらいのボラの稚魚がメインのベイトとなっていることが多かった。

ルアーシーバス釣りで【春先によくある高難度パターン3選】クルクルバチ攻略法とは?マイクロベイト(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

レギュラーサイズな9cm前後のルアーに反応がなければ、ベイトサイズに合わせてルアーを小さくするのがセオリー。しかし、ルアーをサイズダウンすると飛距離が出ない。それでもシーバスが水面を意識しているとなると頭を抱えることになる。そんな時に試してもらいたいのがトップレンジである。水面からルアーを出すことによってルアーサイズをわかりにくくし、シーバスを騙しやすくなる。

PDG スウィングウォブラー85s

この画像の時もマイクロパターンかつ、いわゆる一般的なミノーやバイブの釣りで反応がなかった。85mmでウェイトもあるスウィングウォブラーを水面を割るくらいの速度で巻いているとガボッと下から突き上げてきた。

バチ多すぎな日

ボーナスゲームのような扱いを受けるバチ抜けパターン。しかし、場所によってはたまにバチが抜けすぎていて釣りにならないような日もある。

ルアーシーバス釣りで【春先によくある高難度パターン3選】クルクルバチ攻略法とは?バチ抜け(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

こういう時は潔く場所を変えるのが良い。バチが多い場所から少し離れて、流れがしっかり聞いている場所か、流れが淀む場所を探す。そういうところはどのみちバチが流れてくるのでシーバスもそれを理解して待ち構えている。バチが多すぎる時はバチから一度離れるのも手だ。

クルクルバチの日

難攻不落と言われるクルクルバチパターン。3cmほどのサイズで水面付近を縦横無尽に泳ぎ回るクルクルバチはルアーで再現不可能な動きをしている。サイズも小さく、ベイトにルアーを寄せていくのはかなり難しい。クルクルバチパターンではバチ抜けで使われるマニックやにょろにょろのような王道バチルアーではアタリも無い、ということも多い。

ダイワ SLY95f

画像の時もそんな感じだった。流れが効かない日で、水面付近ではクルクルバチが泳ぎ回っている。時折りライズもありシーバスも間違いなく届く距離にいるが、自分含め他のアングラーも色々試すが誰も釣れていないような状況。

ルアーシーバス釣りで【春先によくある高難度パターン3選】クルクルバチ攻略法とは?スライ95Fでキャッチ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

そこでSLY95等が分類されるI字系ルアーの出番だ。ゆっくり泳がせるとまるで棒のように動く。見た目にはほぼ泳いでいないが、クルクルバチやマイクロベイトの時に攻略の助けになることがある。困った時のために持っておきたいルアーの一つだ。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>