1月中旬、前回は夕マヅメにあまり釣れなかった千葉・外房の興津東港へ、朝マヅメはどうかと思い釣行してきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・大熊規男)
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興津東港でサビキ釣り
興津東港に5時すぎ到着。2組の先行者がいて、1組は堤防先端部に、もう1組は駐車場すぐの崖下に入っている。後者に声をかけると、「まだ来たばかり」だという。私は図の位置に釣り座を構えて支度をする。
![興津東港でのサビキ釣りでアジが連発【千葉】朝の時合いは夜明け前後](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2024/02/20240209_kanto_Part1303.jpg)
今回、自宅で仕掛けをセットしてきたので竿を伸ばすだけ。1分もしないで準備完了。ウイリー3本バリのカゴ釣り仕掛けで始める。カゴにコマセを詰めて軽く投入。
朝マズメにアジ狙い
時刻は5時20分。時合いにはまだ早いのでゆっくりとしたペースで打ち返す。食い始めるのは日の出前後の薄明の時間帯だと思っているのでその少ない時間帯を逃さないよう、仕掛けが絡まないように注意深く投入を続ける。
水平線が明るくなってきて、「まだかまだか」と思っているとウキに反応が出た。しかし、これを空振り。
だが、アジが回ってきたようだ。次投でははっきり消し込んだので、竿を立てると確かな手応え。慎重に寄せてきて抜き上げたのは本命アジ。
手早く外してコマセを詰めて再投入。すぐにアタリが出ると思ったが反応なし。寄せエサの効果がすぐなくなるので、待たずに回収して早めに手返し。コマセはすぐに沈んでいくので、ハリにエサが付いていない仕掛けでは待つ意味がないと思われる。
アタリが出ないときはウキを引いて誘ってみる。何度か誘っているとウキが入った。竿を立てて聞いてみると重くなる。アジの引きを感じながら巻いてくると水面下にギラリと光る魚体が浮いてくる。
時合いでアジが入れ食い
ここから次第に活性が上がって入れ食いになった。夢中で釣っていると寒さを感じない、投入してすぐにアタらないときは、何度も誘っているとヒットすることが多かった。バッカンの底が次第に見えなくなってきて気分がいい。
やがて夜明けの時間が過ぎて次第に明るさが増してくる。さらにピッチを上げて打ち返すと、投入後すぐにウキが沈むときと、誘わないとダメなときがはっきりしてきた。うまく使い分けて数を伸ばしていく。
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しばらくすると、アタリの間隔が長くなって、ついに止まってしまう。10分以上アタリがなかったので、時合いが終わったようだ。
時計をみると7時少し前。さらに数分粘ってみたがダメ。ここで竿を仕舞うことにした。短時間の釣りだったが、釣果に満足して早々に帰路に就いた。
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<週刊つりニュース関東版APC・大熊規男/TSURINEWS編>
興津東港