外房片貝にある九十九里海釣りセンターは、足場がよく安心で、女性や子どもにも簡単に海の高級魚が釣れる人気の釣り堀。都心からのアクセスがよく、貸し道具完備で、手ぶらで楽しめる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版リポーター・坂本康年)
九十九里海釣りセンターで狙える魚種
メインターゲットはマダイ。0.5~0.8kgと、もっとも活発で食いがいいサイズが大量放流されている。12月からは、正月用に1kgアップが多数入るほか、さらなる大ダイの放流を予定。
現在、青物祭りを開催中。カンパチ、ヒラマサを大量放流。3kg級から最大は何と17.8kgの実績も。10kgオーバーが多く入っていて、連日大物ファンとの格闘が繰り広げられている。
また、さまざまな魚種が入っていることでも有名。季節に応じて旬の魚、変わったターゲットと、知識豊富な人じゃないとわからない珍種が釣れるのも楽しみのひとつ。
良型イシガキダイが登場
11月19日(日)は好天に恵まれ、朝から家族連れやグループなど、多くの人が来場。あちらこちらで竿が絞られ活気を見せていた。
さいたま市の藤田さんは、前回来たときは5尾しか釣れなかったというが、この日は10尾以上。ご主人とよく船のシロギス釣りにいくと話し、それとは違う豪快な引きを味わい、さらに良型のイシガキダイまで釣ってご満悦。ご主人も20尾近く上げ、「とても食べきれません」と笑顔。
青物が続々ヒット
茂原市の若宮さんは「よく来ます」というだけに、軟調の短竿を巧みに操りワラサをゲット。ライト感覚での大物とのやりとりがたまらない様子。
「同僚と来た」という市川市の堀江さんは、一人で釣りに行くという腕前で、同じくワラサを取り込む。午前中はイセエビを狙ったらしいが、不発でマダイと青物に変更。見事にキャッチした。前回はイセエビ9尾を上げたらしく、次回は「頑張ります」と意気込む。