定時退社で仕事が終わった日、帰り道の国道は相変わらずの渋滞だったのでアジングをして帰ることにした。自宅からはかなり離れるが、平日のストレス発散が出来る貴重な時間。欲望には勝てずポイントへ車を走らせた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
セッティングに問題があったのかも
帰ってから検証してみたが、風と潮の流れに加えてラインの太さやバランスが合ってない状態であったからアタリが小さかったのでは、と考えてしまった。
エリアトラウトでもよくあることだが、使用しているルアーに対してラインの種類や太さ、リーダーの長さなどによりバランスが合っていないとアタリが出にくいことがある。アジングもそこは同じで、タックルセッティングを考えることが次の1匹に繋がるのだ。
移動先でアジ入れ食い
風がなかなかきついので湾奥の常夜灯ポイントに移動を決定。車で5分ほどの場所で困った時の……最終ポイントである。水深は深いが、比較的軽いジグヘッドで攻めるのがセオリーである。0.8gのジグヘッドで15カウントから始めると1投目からヒット。
先ほどのポイントに比べて風も弱く釣りやすい。先ほど同様に同じレンジを攻めると立て続けにヒット。連続で10匹程ヒットした後、ピタリとアタリが止まってしまった。どうやらスレ始めたかもしれない。
ジグヘッドを軽くして再び入れ食い
目先を変える意味でもジグヘッドを0.6gに変更して再びキャスト。フォール速度を変えてみる作戦に出る。ワームはそのままでジグヘッドのみの交換である。この交換でアジとの波長が合ってようで15cmまでの豆アジが入れ食いとなった。当たってアワセ損ねても何度も食って来てくれる。
最終的にレンジが少し下がってカウント25まで下げ、レンジキープするように動かすと再びラッシュに入った。このポイントに限らずアジのレンジがコロコロ変わることは頻繁にある。
アングラーは常にそのレンジ変化に対して敏感に反応する事が出来るかで釣果が大きく変わる。自分もアタリが減ってしばらくすると気づく程度であるが、常にレーダーを張り巡らせておく必要があるだろう。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>