10月8日に初めて訪れたゲストハウス「ハシンシタ」。前回はBBQをメインにした為、釣りをした時間は僅かだった。今回は、釣りの時間を長めに取った10月27日の出来事のレポートである。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野口昭伸)
アジを餌に泳がせ
ひとしきりアジを釣ったので泳がせに移行した。オーナーによると、先週はヒラメ60cmが釣れたらしい。基本的にはシーバスメインとなる様だが、期待を込めてアジを泳がせた。しばらくはアタリが無かったが、21時を過ぎたくらいで途端にアタリが出始めた。
強烈なアタリに竿が飛んでいく。何とか竿を手に取りアワせる、無事ヒット!底を這うような重たい感覚が私の竿を襲う……。「うわぁ、絶対エイだ……。」
どうにかロープを避けきりタモ入れ成功。あまり大きくないがエイを掛けると体力ごっそり持っていかれる。
引き続き狙うがエイばかり
毒針に刺されぬようリリースし、続けて狙う。ヒラメを目指してアジを投入するがまたもや不吉な強いアタリ……。思いっきりアワせると、底の泥が舞うのが見えた。「またエイやん……。」どうにか取り込んだが2連続エイでもうヘロヘロ。
もうエイはコリゴリなので納竿し、海の様子を観察することにした。時折、コノシロがものすごい勢いで泳いでくる。シーバスに追われていたのが見えた。どうやらエイだけではなかったらしいが、運が無かったのだろう。
アタリがあって釣りは楽しかった
この夜はアタリが全くないわけではないので退屈はしなかった。釣れたアジはバケツに泳がせていたが、上から覗くと、背の色が金と黒の2種類がいたことに気付いた。
調べると同じ「真アジ」ではあるが、「瀬付き」か「回遊」かの違いらしい。釣れたアジは20尾以上いたが、3尾ほどは黒いアジだった。思い起こすと泳がせる際に「足元ばかり泳いで離れない個体」がいた。
推測ではあるが、「瀬付き」と「回遊」かで、泳ぎ方が異なることが影響したかもしれない。次回があれば、色違いアジの泳ぎ方を分析し、狙い魚種に応じて対応できたらと思う。
なお、泳がせで弱ったアジと余ったアジは、持ち帰って開きになった。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>
ハシンシタ