9月19日(火)、外房片貝の直栄丸を訪れ、良型ハナダイのメリハリの効いた3段引きを存分に堪能した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村 隆)
船中も順調にヒット
トモで竿を振る百武さんも、順調にピンクの魚影を舞い上げている。「東京湾への釣行が多く、たまには外房で釣りたいと出かけて来ました。気分壮快です」と満喫している様子。
胴の間からミヨシにかけては、川口市から来た釣り仲間の3人組が和気あいあいと竿を振っている。そのうち2人はビギナーで、船長が操舵室の窓から熱血指導すると、2人とも順調に取り込み始めた。高木さんは「タイの3段引きを初めて経験しましたが、たまらなく楽しいですね」と笑顔。
紅一点の鈴木さんも良型ハナダイを取り込むと、次の投入では大型クロメバルをゲット。「沖釣りがますます好きになりそうです」とニッコリ微笑む。
上ダナでアタリ始める
船長の「魚が浮いてきたから上ダナを狙ってみるといいよ」とのアドバイスを実行してみる。シャクリとポーズを繰り返しながら探り上げていくと、底上5~6mでアタリが連発。ときには30cm級の一荷もあった。
ミヨシで竿を振る3人組のリーダー格・栗原さんは、良型ハナダイの一荷、レギュラーサイズのトリプルを連発。「ビギナーの2人も楽しんでいるからうれしいですよ」とのコメント。
最終釣果
皆が釣趣を存分に楽しみ、11時に沖上がり。船中釣果は20~36cmハナダイ22~35尾。ゲストにカサゴ、クロメバル、ウマヅラ、ベラなどが交じった。竿頭は栗原さんで、私は26尾。
これから秋の陣を迎え、ハナダイの活性はますます上がるだろう。爽快な3段引きを楽しまれてはいかがだろう。
<週刊つりニュース関東版APC・大村 隆/TSURINEWS編>
直栄丸
臭いが服やタオルに付かないようにコマセ(寄せエサ)を洗ってから配るほどお客様目線のサービスが徹底されている船宿です。ちょっとコワモテの船長ですが、実はとても優しく丁寧な人格者。通年のコマセハナダイを得意としながら旬のイサキ、夏からのヒラメなどで受付。駐車場所の目の前が船着場という便利さも嬉しいポイントです。
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年10月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。