ルアーマゴチ釣りは足漕ぎカヤックと相性抜群【オススメのタックル・ルアーを解説】

ルアーマゴチ釣りは足漕ぎカヤックと相性抜群【オススメのタックル・ルアーを解説】

ヒラメと並ぶフラットフィッシュの代表格であるマゴチ。ユニークな外見や、食べておいしい高級魚のイメージを持つ方も多いでしょう。釣り人目線から見ても、果敢にルアーにアタックしてくるマゴチは、カヤックフィッシングで狙える好ターゲット。今回は、ホビーカヤックに乗る筆者が、カヤックでのマゴチ釣り、カヤックマゴチをご紹介します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福永正博)

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福永正博

横浜在住。東京湾でカヤックシーバスをメインに、季節や天候により色々な魚を狙っています。読んだ方がワクワクするような記事を目指します!

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船釣り シーカヤック

ルアーマゴチの釣り方

ここまでも何度か触れているように、マゴチの捕食ゾーンは基本的にボトムです。あまり底からルアーを離さないことを常に意識しましょう。ロッドをすっと持ち上げ(リフト)、フォール・着底をくり返すリフト&フォールは、誘いと底取りが両立できる有効なメソッドです。

エサ釣りの場合は、アタリがあった後10秒程度待ってからアワセをいれるのが一般的。それに対して、ルアーの場合は即アワセかワンテンポ送り込んでからバシッとフッキングします。

あまり待ちすぎると、マゴチが違和感を感じてルアーを離してしまうことが多い印象です。ハードルアーかソフトルアーかで違ってくる部分でもありますので、いろいろと試してみましょう。

ルアーマゴチ釣りは足漕ぎカヤックと相性抜群【オススメのタックル・ルアーを解説】マゴチの釣り方図解(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

おすすめカヤック

カヤックマゴチにおすすめのカヤックを2艇ご紹介します。どちらも前進・後進切り替え可能の足漕ぎカヤックで、基本性能が高いモデルなのですが、今回はとくにカヤックマゴチ向きの特徴を中心に解説します。

ミラージュ・アウトバック

ミラージュ・アウトバックは、全長約3.9m・幅86cmの安定感抜群の船体と、購入後に艤装(カスタム)する必要がないほど充実した装備が特徴のモデルです。

手もとにルアーケースを置いておくスペースがあるので、カヤックマゴチに必要なルアー程度なら、タックルボックスなしでの釣行が可能。そのため、もともと広いリアのラゲッジスペースを、クーラーボックス用に全振りすることができます。

大きなマゴチを持ち帰るのにも苦労することはないでしょう。豪華装備のため少々重ためですが、車載に苦労するほどではありませんし、海に浮かんでしまえばとても快適なカヤックです。

ルアーマゴチ釣りは足漕ぎカヤックと相性抜群【オススメのタックル・ルアーを解説】カラー:Ivory Dune(提供:HOBIE JAPAN)

ミラージュ・コンパス

ミラージュ・コンパスは、上記のアウトバックと比べるとシンプルな装備のエントリーモデル。とはいえ、安定感・スピードとも優れたカヤックで、アウトバックよりもシャープな船首は、波を切り裂く能力に長けています。

また、軽量な船体は、サーフからのエントリーが多いカヤックマゴチにメリット大。フカフカの砂浜でカヤックを引っ張って歩くのは、想像以上に体力を使いますからね。駐車場からエントリー場所まで距離がある場合は、アウトバック以上にカヤックマゴチ向きのモデルといえます。

ルアーマゴチ釣りは足漕ぎカヤックと相性抜群【オススメのタックル・ルアーを解説】カラー:Camo(提供:HOBIE JAPAN)

カヤックマゴチは釣る楽しみと食べる楽しみ

釣って楽しく、食べて美味しいマゴチ。カヤックから狙えば、釣れる確率は格段に上がります。新鮮なとれたてのマゴチが食べられるのは釣り人の特権です。みなさんもぜひチャレンジしてみてください!

<福永正博/TSURINEWSライター>