ニオイ付きワームの二次利用法 使うのはワームではなく『ニオイ汁』

ニオイ付きワームの二次利用法 使うのはワームではなく『ニオイ汁』

ワームにはニオイつきのものがある。素手で触れてしまうと人間の嗅覚では「うわっ」というニオイがしてくれるが、これが魚にはいいらしい。多くは普通のワーム(塩ビ素材)に浸けられているのだから、このニオイ汁、その他のワームにもつけて活用しない手はない。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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フォーミュラそのものも販売

ここでニオイ汁と呼んできたものだが、実はニオイつきワームの汁をケチケチと使わないでも、メーカーからフォーミュラそのものが販売されていたりする。それもワームにニオイをつけたり、エサにニオイや色をつけたりするもので、そのバリエーションも豊かだ。タチウオに使うキビナゴにはアミノ酸とイカ墨がついているとメッチャ効くと言う。スーパーで売られている安いキビナゴのパックを買って塩もみし、専用のエキスに浸けるといいかもしれない。

しかしまあ、お試し程度であればニオイつきワームの汁をちょっと使わせていただくだけで結構であろう。なんだったら暇なときに自分でエキスを調合してみてもいいわけだ。マジモンの魚のパックにワームをぶっこんでやってもいいかもしれない……!?

ニオイ付きワームの二次利用法 使うのはワームではなく『ニオイ汁』魚のパックにワームをぶち込め!?(提供:TSURINEWSライター井上海生)

釣りというのはちょっとした工夫が面白いものだ。実際に効果があるかないか、釣果がついてくるか、そんなものは二の次で、自分で何かと考えてみるのも愉快だ。いろいろと試すことに意義がある。釣りも楽しいが、こういう工夫と釣る準備をしている時間も充実する。

<井上海生/TSURINEWSライター>