フカセ釣りやウキ釣りを主として活動している自分ですが、毎回本気の重装備で地磯沖磯、離島遠征!なんてことを繰り返していると、楽しい半面、体力も資金もガリガリ削られていきます。せっかくの休み、気分を変えて、たまには身近の堤防の隅でのんびり釣りでもいかがですか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・桂宏樹)
のんびり昼過ぎから釣り開始
のんびり釣りをしたかったので、朝はゆっくり起きて、家で掃除洗濯をこなし、昼前に出発すれば通勤時間帯を外してスムーズに釣り場に到着。昼過ぎからの釣り開始の為、撒き餌も少なめで大丈夫です。
足元には小型のメジナ、メッキアジ、ヘダイ、カワハギ、ネンブツダイ、ベラ、クロダイ、ハゼ、チョウチョウウオなど多様な魚が右往左往しています。
釣り座を決めて、撒き餌を撒くと足元周りに大量のチビオナガグレと口太グレが集まってきます。仕掛けを投下すると、すぐにウキが沈み込みます。
20cm級メジナがぽつぽつ
足元で小さなアタリをとる釣りを楽しんでいると、足元でタカノハダイやコノシロ等の外道が溜まり始めました。
ウキサイズを大きくして遠投用に切り替え、ガン玉G4を追加し、逆にウキ止めは外してゆっくり沈んでいく仕掛けを10m手前にキャストして様子を見ます。そうすると、20cm程のメジナがポツポツと釣れ出すようになりました。
アイゴも釣れる
数匹メジナを吊り上げた後、針が小さいかもと5号針に変更。暫くしたら場違いな当たりでウキが一気に沈みます。数秒粘るもチモト切れ。ハリスを1.75号に上げて仕掛けを作りなおし、再度投入。暫くしたら今度はウキがゆっくり沈みます。
しばしの抵抗の後、上がってきたのは30cm手前ぐらいのアイゴ。引きはそこそこ強くて楽しめるのですが、毒魚なので気を付けながらリリースしていきます。
その後も15から20cm前後のメジナを数匹釣るも、サイズアップは出来ずに18時30分に納竿。
釣り座を水で流して片付けを行い、事前に購入した飲み物とつまみを嗜みながら静かな夜の港で20時までゆっくり過ごします。こういう時間、大事です。帰路の時間をあえて遅くすることで首都圏での混雑時間帯を避ける狙いもあります。
のんびりな釣りで英気を養う
帰宅した後はダラけずに必要最低限に釣り具を片付け、疲れを明日に持ち込まない様、休みましょう。
漁港での、のんびりした釣りを終えた次の日、皆さんもきっと思うはずです。次はもっと大きな魚が釣りたいな、沖に、磯に、島に行きたいなあと。
その思いが次の釣りの機会まで続いたら、今度は地磯・沖磯や沖堤防・離島に釣行しましょう。そして次回遠征に疲れたら、また近場で「釣り」の英気を養ってください。
<桂宏樹/TSURINEWSライター>
真鶴港