プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】

プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】

8月12日、愛知県・新舞子沖へ、台風7号が襲来する前にタコ釣りに出かけた。今季の伊勢湾奥のタコは、例年より1カ月ぐらいは遅く入ってきた。早朝釣友のプレジャーボートに乗り込み、新舞子沖に向かう。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)

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プレジャーボートでタコ釣り

沖は台風の影響もなく快晴で、波風ともに穏やかだ。25分ほどでポイントに到着。すでに多くの船が集結している。私は左舷トモに座り、投入の準備を整えた。

やがて小崎キャプテンから「オモリ30号。はい、どうぞ」の声が聞こえた。水深は6m前後。タコエギ2個とオモリ30号を落とし込む。サオは手持ちにし、軽くシェイクさせながら海底に潜むタコにアピールする。

重量感のあるタコをキャッチ

ひと流し目にロッドが曲がり、ここで大きくアワセを入れる。一気に巻き上げにかかると、ズッシリと重量感が伝わってきた。「よっしゃ、乗せたぞ」と弾んだ声を上げる。やがて海面下からタコが浮上してきた。

小崎キャプテンはタコが乗ったポイントを流し直す。すると私のサオに重みを感じた。ここで大きくアワセを入れるとロッドが大きく曲がり、重量感が手元に伝わってきた。ここから慎重に巻き上げる。

やがてタコが足を広げながら浮上してきた。自ら持参したネットで、無事に良型タコをネットに収めた。

プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】開始早々に乗ってきたタコ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)

ポイント移動後もタコが釣れる

しばらくすると小崎キャプテンからポイント移動が告げられ、岸寄りに向かった。そこには遊漁船やボートが集まっている。ここから小崎キャプテンも操船の合間にサオを出す。

この日は朝から心地よい風が吹いていたが、風が弱くなると船の流れが悪くなって苦戦する。何回もポイント移動が繰り返されるなか、いきなりロッドを持つ手に重みがかかった。アワセを入れ、少し待ってから一気に巻き上げる。この重量からして良型のようだ。

巻き続けると、海面下に大きな足を広げた良型のタコが見えた。エギをバッチリ抱いている。この大きなタコを見た小崎キャプテンが、素早くネットを差し出して取り込んでくれた。

プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】足を広げて威嚇するグッドサイズのタコ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)

最終釣果

やがて太陽がカンカンに照りだすと、船上はめっちゃ暑くなってきた。熱中症に注意しながら、水分補給を忘れず小休止する。すると小崎キャプテンのロッドが曲がり、良型タコを抜き上げている。やがて「ラスト流しです」という声が聞こえた。

最後の流しでは、私に良型タコが2連チャンでヒット。そんなこんなで終わりよければ全て良し。午前11時30分に納竿とした。私の釣果はタコ7匹。

プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】筆者釣果はタコ7匹(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)

釣ったタコに舌鼓

翌日わが家の夕飯はタコぶつ、タコの酢の物。家族全員から「おいし~い」とうれしい声を聞くことができた。

プレジャーボートのエギタコ釣りで本命7杯キャッチ【愛知・新舞子沖】絶品タコ料理(提供:週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫)

<週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年9月1日号に掲載された記事を再編集したものになります。