今年の秋は神戸港のあちこちの防波堤で回遊魚ラッシュ。先週不発に終わったリベンジとばかりに、10月中盤に和田防波堤へ釣行した。釣り方はノマセ釣りだ。
3度目の正直!!
12時前にウキが勢いよく沈むや否や、イトが走り出した。ベールをフリーにしてとことん待つ。
イトは際限なく出ていく。あまり走らせ過ぎても周りに迷惑をかけてしまうと決断。取り込みやすいテトラの場所に移動して、巻き上げを開始。
先の2回とは比べ物にならない強い引き。大物と確信したが、和田防の形状では、長時間かけて魚を弱らせる作戦は使えない。
とにかくリールを巻いて、魚を一気に手前に引き込むしかない。
魚との格闘の末、ついに水際に魚体が見えた。
メジロだ!
足元はテトラ帯。一か八かで一気に取り込みにかかる。
タモに収まったメジロは68cm。勝負に勝った!
当日はアタリ日
獲物の下処理を済ませて納竿。波止を後にして午後1時の便に乗り込むと、メジロの尻尾が他にもちらほら見える。よい日に釣行できたのは本当に幸いだ。自然の恵みに感謝。
なお、神戸港の沖波止は全域で救命胴衣の着用が義務付けられているので注意のこと。
<週刊つりニュース関西版 APC・伴野慶幸 /TSURINEWS編>
河内渡船