弁当の魚型醤油差しの名前は『ランチャーム』 「ランチをチャーミングに」が由来

弁当の魚型醤油差しの名前は『ランチャーム』 「ランチをチャーミングに」が由来

皆さんは、市販のお弁当についている、「サカナ型の醤油差し」を一度は見たことがあるのではないでしょうか。実はこの醤油差しには名前があったみたいです。商品の種類や歴史も含めてご紹介していきます。

(アイキャッチ画像提供:株式会社旭創業)

アバター画像 TSURINEWS編集部

船釣り

商品誕生の歴史

いまでは、当たり前のようにお弁当についている、「ランチャーム」ですが、よく考えてみてください。「ランチャーム」は発売から70年近く経っているロングセラー商品ですが、なぜ当時から「ポリエチレン製の小型容器」に着目したのか気になりませんか。

そんな疑問も含め、「ランチャーム」の発売にいたるまでの歴史を簡潔に書いていきます。(出典:株式会社旭創業HP

創業者のひらめき

「ランチャーム」が誕生したのは、昭和29年。当時から、お弁当に醤油などの小容器は入っていたみたいですが、容器はガラスか陶器が主流であったようです。

そんな中、㈱旭創業の創業者である渡辺輝夫氏が、経済新聞を読みながら、「使い捨てであるのに割れたりして危険でありコストも高い。安くて安全なものを作れば消耗品だけに絶対売れる。これからはポリエチレンの時代になる」と確信し、商品開発に移行したのが始まりでした。

試行錯誤

そこから来る日も来る日も機械づくりに励みました。長い台の上に延板をはめ込み、そこへ直径2cm足らずのポリエチレンチューブを流し込み、醤油を注入して切断しようというものでした。

現代でこそ、加工、断裁などの精密機械が考案されていますが、全くゼロの状態から、それを創ろうというものだったのです。その苦労はたいへんなものでした。失敗に失敗を重ね、それでも挫けず改良に改良を重ねました。

製造機の完成~「ランチャーム」誕生

そして、ついに「ランチャーム」を製造するための機械が完成されました。完成した機械で製造したサンプルには、いっぱいに詰まった醤油が艶やかに光っており、断裁面も堅く密封され、醤油も全く漏れていませんでした。

いままでにない商品が誕生した瞬間です。その後大阪へ進出し、ある百貨店からの引き合いをきっかけに、全国からの注文が殺到。

そこからは全国で商品展開し、現在では「弁当についている魚の醤油入れ」なら知らない人はいない、商品に成長しました。

「ランチャーム」のいろんなグッズが出るみたい

このキャッチーで愛らしいデザインの「ランチャーム」が、海外・国内のライセンス管理、ブランド・キャラクターの企画マネジメント会社「株式会社エフォート」と契約を締結し、ライセンスの展開を開始しました。

今後、株式会社エフォートでは、「ランチャーム」をプリントした雑貨や、アパレル商品などを展開していくとのこと。これは楽しみですね。Tシャツなどが発売されたら筆者も1枚購入したいです。

弁当の魚型醤油差しの名前は『ランチャーム』 「ランチをチャーミングに」が由来今後の商品展開に期待(提供:株式会社エフォート)

ライセンスに関するお問い合わせ先

社名:株式会社エフォート
所在地:大阪府大阪市中央区瓦町3-3-16 OWL瓦町ビル5F
代表取締役:杉原 義人
URL:http://www.effort-inc.co.jp/index.html
E-mail:furuse@effort-inc.co.jp (担当:古瀬/杉原)

<河野陸/TSURINEWS編集部>