今が旬のアユ。背ごしや塩焼きなど料理のレパートリーも豊富だ。今回は「アユの香り揚げ」を紹介。ご飯のお供はもちろん、保存食としても重宝する。今回は独特の苦味がエッセンスとなっているアユの香り揚げの作り方を解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
アユの香り揚げとは
香り揚げといえば、魚に青じそや梅肉をまとわせ天ぷらにするのが一般的。しかし今回は、揚げ煮に香草を振りかけるだけのスボラ&時短。これが最大のポイントになる。
下処理
持ち帰ったアユは軽く水洗いし、大小振り分ける。大きいものは別の料理に。今回は小ぶりなものを使用する。下処理はキッチンペーパーなどでしっかり水気を取るだけ。頭とワタはそのまま使う。
油で揚げる
下処理後は魚を二等分にし、片栗粉をまぶして揚げる。油の温度は160度くらい。気泡が小さくなればOK。
タレを作る
次はタレを作る。割り下は次の通り。濃口しょう油:1、みりん:1、砂糖:1、水:1。これを鍋に入れ、ひと煮立ちさせればタレの完成。
最後の工程
ここからは最後の工程。揚げた魚をタレの入った鍋に移して煮る。わずか1~2分でとろみが出るので、ここで火を止める。ラストは粉山椒(香草)を振りかければできあがり。ご飯にのせると、お米がどんどん進む。アユの苦味がやみつきになる。
保存食としてもぴったり
余った分は冷蔵庫で保存。一週間ほどはラクに持つ。冷凍すれば3か月くらい持ち、保存食としても重宝する。
<松田正記/TSURINEWSライター>