トラウト用【クランクベイトのフック絡み防止策】 フックのサイズ変更が有効

トラウト用【クランクベイトのフック絡み防止策】 フックのサイズ変更が有効

エリアトラウトのレギュレーションの多くが、プラグの場合は前後に1個ずつなら可能というのが殆どである。しかし、2個付けるという事はそれだけ糸がらみの可能性も増える。キャスト時にルアーのバランスが崩れ、リトリーブ中に糸が緩むとフックがラインを拾ってしまうのだ。そのような状態を少しでも解消する方法をお伝えしたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

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福岡崇史

1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。

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トラウト ルアー&フライ

ルアーのフックを変えてみる

釣具店で販売されているルアーの多くは、そのままの状態で前後共に同サイズのフックが付いた状態で販売されていることが大半である。確かにメーカー側が最高の状態の動きを出す前提でセッティングされたもので並んでいる。

そこで最も簡単に出来る防止策としてはフックの前後サイズを変更するという手段である。

1. フロントフックのサイズダウン

フロントフックの場合、おおよそ最初に#8番がセッティングされている場合なら#10番程度へ2サイズ程ダウンさせる事が多い。エリアトラウトではネイティブトラウト程フロントへのアタックは多くなく、補助的な役割を担うことが多いからだ。

2. リアフックのサイズアップ

フロントフックの交換だけでは、針のウェイトが軽くなっただけで本来のバランスを取ることは難しい。そこで次にリアフックを交換する。

リアフックの場合、#10番なら#7番程度の3サイズ程アップさせる事が多い。そうする事でフック自体のウェイトを調整するのだ。

前の針を小さくする事でフック自体がルアー本体に引っかかる事とラインの拾いにくくなり、リアフック自体は大きくなってバランスをとることになる。筆者の使用しているクランクベイトの大半はこのセッティングにしているが、釣果自体さほど通常の状態と比べて差がでることはない。

さらに細かくセッティングする場合は、0.1g単位で測れる秤を用いてプロパーフックと交換用のフックの重量を測りセッティングすると良いだろう。

トラウト用【クランクベイトのフック絡み防止策】 フックのサイズ変更が有効前後のフックを変えてバランスを取る(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>