5月に入ると、和歌山県以外の関東地方からも早期解禁情報が入ってきた。いよいよアユ釣りシーズンの開幕。今回も、アマゴでよく紹介している三重県松阪市飯高地区を流れる櫛田川上流を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石橋英之)
2. 波瀬小学校前(蛍雪橋上下)
合流点からしばらく上流に走ると、波瀬小学校が対岸に現れる。蛍雪橋を渡って右に曲がると、河原に降りていける。駐車スペースも広く、足場も良いので初心者、家族釣れにおすすめだ。
橋直下は川幅も狭く、左岸側の瀬背でやる気のある魚を狙ってほしい。瀬の下はチャラ瀬になっており、ここも一筋一筋丁寧に止め気味で狙ってほしい。
有力なポイントを丁寧に狙う
下流はエン堤に続くトロ場が続き、泳がせで狙う。エン堤すぐ上に良い石が入っており、やる気のある魚が着く。橋上流は流れ込みから沈み石が絡むポイント。石に着いている魚は勝負が早いが数は狙えない。
すぐ上の瀬がメインだが、ここも石1つ1つを丁寧に狙う。ここから上流は波瀬大橋、天理教下と人気ポイントが続く。
おすすめの仕掛け
さて仕掛けだが、サオは8mがおすすめ。ハリは高水時を除きチラシを使っている。湖産アユはまとわりつく感じで、朝一番は追いが弱くバレが多いため、キープ優先と根掛かり防止だ。小河川なので根掛かりすると一発で場荒れしてしまう。10時ごろから活性が高くなると、イカリに交換して攻めの釣りをしている。
私は湖産アユの場合、時間帯で魚が変わるイメージで攻め方を変えている。特に波瀬川は上流域のため、朝一の低水温はあまりオトリを動かさない方が良いと思う。
<週刊つりニュース中部版APC・石橋英之/TSURINEWS編>
櫛田川